欧州5大リーグでプレーする選手を多く育てたクラブランキング2021
CIES Football Observatory(スポーツ国際研究センター)が「今季のヨーロッパ5大リーグ(イングランド、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン)でプレーする選手を多く育てたクラブ」のランキングを今週のレポート(Weekly post 353)で発表しました。ランキングのトップにはレアル・マドリーとバルセロナが同数(42人)で並びました。
この"育てたクラブ"の定義ですが、UEFAの定義では「選手が15歳から21歳の間に3年以上プレーしたクラブ」となっています。ここには選手が15歳と21歳の誕生日を迎えたシーズンも含みます。またトップチーム登録ではない選手は含まれません。
このランキングで3年連続トップ10入りをしているバレンシアは今季も6位(25人)に入っています。スペインの2強とバレンシアの間にはリヨン(32人)、ランス(30人)、パリSG(30人)とフランスのクラブが3つ並びます。
イングランドのクラブではアーセナル(25人/6位)、イタリアではアタランタ(20人/15位)、ドイツではバイエルン・ミュンヘン(19人/20位)がそれぞれの国のトップになります。トップ20の中で5大リーグに属さないクラブはアヤックス(20人/15位)、スポルティング・リスボン(21人/13位)の2つだけです。
マドリー、バルセロナ、バレンシア以外のスペインのクラブでは、以下のクラブがトップ100に入っています。
アトレティック・クルブ 22人
レアル・ソシエダ 21人
アトレティコ・マドリー 20人
エスパニョール 20人
オサスナ 17人
セビージャ 15人
ビジャレアル 14人
セルタ 13人
マジョルカ 10人
マラガ 9人
ベティス 9人
サラゴサ 8人
レバンテ 7人
参考までに、今季のヨーロッパ5大リーグでプレーするバレンシアのカンテラ出身選手25人は以下の通りと思われます。ローマのゴンサロ・ビジャールは今季出場していないためカウントされてないのかもしれません。
- ホセ・ルイス・ガヤ
- カルロス・ソレール
- トニ・ラト
- アレックス・ブランコ
- クリスティアン・リベロ
- ウーゴ・ギジャモン
- ダビド・シルバ(レアル・ソシエダ)
- クリスティアン・ポルトゥ(レアル・ソシエダ)
- ナチョ・ビダル(オサスナ)
- ロベルト・イバニェス(オサスナ)
- イスコ・アラルコン(レアル・マドリー)
- ラファ・ミル(セビージャ)
- ジョルディ・アルバ(バルセロナ)
- ビクトル・カマラサ(ベティス)
- ラウール・アルビオル(ビジャレアル)
- パコ・アルカセル(ビジャレアル)
- イ・ガンイン(マジョルカ)
- ジャウメ・コスタ(マジョルカ)
- アンヘル・モントーロ (グラナダ)
- ロジェール・マルティ(レバンテ)
- アントニオ・シベラ(アラベス)
- ダビド・ティモール(ヘタフェ)
- ビセンテ・グアイタ(クリスタル・パレス)
- フェラン・トーレス(マンチェスター・シティ)
- ファン・ベルナト(パリSG)