ヘスス・バスケスと契約延長
クラブはヘスス・バスケス(21)との現行の2025年までの契約を、2026年まで延長したことを公式発表しました。
5歳の頃からずっとパテルナで育ってきたヘススは17歳だった2020年12月に、国王杯:テラッサ戦でトップチームデビューを果たし、19歳で迎えた2022/23シーズンにトップチームに昇格しました。
トップチームでの最初のシーズンとなった2022/23シーズンは、チームにガヤとラトが居たため多くの出場機会を得られず、ラトが去った今季は序盤に神経性運動障害を患い長期離脱。復帰後も本来のパフォーマンスを取り戻せないままシーズンを終えることになりました。
トップチームに昇格してから良いキャリアを過ごしているとは言えないヘススに対しては、彼の父ブラウリオ・バスケスが何度も「バレンシアを出るべきだ」と公に発言し、自身がスポーツディレクターを務めているオサスナへの移籍も噂されてきました。
しかし、ヘスス本人は一貫してバレンシアでのキャリア継続を希望し、チームの最低ラインの給与のまま昇給無しという条件でありながら、今回の契約延長にサインしました。来季はガヤが開幕戦(バルセロナ戦)に間に合わないことが既に分かっており、彼にかかる期待は大きくなっています。
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ヘスス・バスケス (プロフィール)