エレリン、モリバに続いてレンタル契約が満了となるサムエウ・リーノ、ニコ・ゴンサレスの2人が自身のSNSにメッセージを残しました。

アトレティコ・マドリーから加入したサムエウ・リーノ(23)はスペインでの初年度を文句なしの個人成績で終えました。フィールドプレーヤーではただ一人リーガ全試合出場、チームTOPタイの6ゴールを記録しました。特に残留争いに突入してからは圧巻の活躍で、第30節から最終節までの8試合で4ゴール。ビジャレアル戦、エスパニョール戦では貴重な同点弾でチームに勝点1をもたらしました。

サムエウ・リーノ
「ありがとうバレンシア、たくさん働き、たくさん学んだシーズンでした。
ファンの皆さんにはシーズン中のたくさんのサポートに感謝します。
ありがとう、メスタージャ」

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バルセロナから加入したニコ(21)もまた、終盤戦で欠かせない戦力のひとりでした。シーズン前半戦は安定感に欠き、ギジャモンのバックアッパーであり、ワールドカップ以降にギジャモンが調子を崩してからは代えのきかない中盤の選手となりました。年末に足を骨折して2か月間離脱しましたが、その間にチームがずるずると順位を落としたのは彼の不在が大きかったからと言えます。

今季充分な経験を積んだニコですが、バルセロナのシャビ監督の構想には入れていないようで、ベティスにレンタル移籍することになると見られています。

ニコ・ゴンサレス
「今シーズン、僕を支えてくれた全ての人に心から感謝します。特にファンの皆さんには、僕が受けた愛情とサポートの全てに感謝しています。Amunt Valencia」

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これで今季レンタルで加入していた5選手のうち3選手とお別れとなりました。買取オプションのついているオズカジャルとクライファートの2人はまだメッセージを出しておらず、2人ともバレンシアでのキャリア継続を希望しています。

複数のメディアで報じられている内容は全て同様で「オズカジャルについてはクラブは500万ユーロの買取オプションを行使するつもりですが、クライファートについては1500万ユーロの買取オプションはバレンシアには高額すぎて手が出ないため、荷物をまとめてローマに帰ることになるだろう」とのことです。

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