ジャウメ・ドメネクの再登録
昨年9月7日に右ひざの前十字靭帯を断裂したジャウメ・ドメネク。あれから6ヶ月が経ち、彼のリハビリも最終段階に入ってきました。
ジャウメの怪我の後、クラブは冬の移籍マーケットに向けてチームの給与制限の枠を開けるために、ジャウメをトップチーム登録から外し、彼よりも給与が安価なイアゴ・エレリンを登録しました。
チーム登録を抹消することをコロナTDから聞かされたジャウメは、この提案を快諾しました。12月の契約延長プレゼンテーションの際にジャウメは次のように話しています。
「自分が選手登録を外れることで、チームは一人選手を加えられるようになった。こういう形でもクラブの役に立ててうれしく思っている。イアゴは素晴らしいチームメイトであり、俺の番号を彼が背負ってくれてることも嬉しく思う」
順調にいけば今季中にジャウメは戦列復帰できる見込みです。ただし、その場合でも彼は自身の番号である背番号1を付けることはできません。ラ・リーガの規約では、ユースチームからの昇格以外でシーズン途中の背番号変更は認められていません。そのため、今季中は、エレリンがクラブを去る以外にジャウメが1番をつけることが出来ません。
そのためクラブは冬の移籍期間最終日に、ジャウメを背番号23で選手登録しました。これまでバレンシアのトップチームで26番、24番、13番、1番を背負ってきたジャウメの新たな──おそらく今季限定の──背番号は23番となります。
クラブは冬の移籍マーケットが閉まる前に、ジャウメを選手登録するかどうかの決定を下さなければなりませんでした。冬に補強がなされなかったため25人のトップチーム登録枠も2つ空いていたこと、シーズン終了までに彼が復帰できる目途がついたことで、登録に至りました。これで再びトップチーム登録のGKは、リベロを加えた4人となっています。
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