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代表合宿中のガヤのインタビュー「あの時、W杯でプレーできる状態だったと思う」

代表合宿参加中のガヤがEl Partidazo de Copeのインタビューに応えました。クラブの問題に加えて、開幕2日前にチームから外されてしまったワールドカップについても語りました。

代表合宿中のガヤのインタビュー「あの時、W杯でプレーできる状態だったと思う」

──今の状態はどうですか?
「すごく良いし、モチベーションを高く持って、いつでも笑顔で居ようとしています。それが物事に向き合うベストな方法ですからね。僕らバレンシアは今、最大の困難に直面していますが、冷静になって、自分たちの問題点を理解し、出来るだけ早く今のゾーンを抜けださなくてはなりません」

──スペイン代表に戻ってきた今の気持ちはいかがですか?
「皆さんご存知の通り、ワールドカップから去ったことはとても悲しいことでした。でも、ここに戻ってきたいと強く願っていたので、今こうして再びここに居られることを光栄に思います。約4年間ほとんどずっとここに来ていましたが、再び全力を尽くし、楽しみ、新しい代表監督と一緒にこの新たなチャンスを活用したいと思います」

──ワールドカップ2日前に代表チームから離れて以来の代表のシャツですね。
「あの場所に居られたかもしれない、という気持ちでチームを離れました。帰国して7日間の休みを取ったのは、僕にとってショックが大きく、いろいろなものを切り離す必要があったからです。その後、チームに戻って通常通り練習を再開しました。とてもつらい気持ちでしたが、自分の中で良い方法で消化できたと思います」

──あなたをメンバーから外すというルイス・エンリケの決断をどう思っていますか?
「彼の決断であり、尊重しなければなりませんでした。あの日の朝、部屋で彼に"君はとても運が悪かった"と言われました。そう言われて何を言えばいいかわかりませんでした。RFEFが僕の離脱を公式発表した後に、FIFAの承認がまだ降りていないといって発表が一度取り下げられたことにも傷つきました。あの場所に居るために僕は全てを捧げてきたという自負があったので、悲しかったし、深く傷つきましたが、僕にできることはありませんでした。僕個人としては、あの舞台でプレーすることが出来る状態だったと思っています」

──その後ルイス・エンリケと話しましたか?
「あれ以来、彼とは話していません」

──ルイス・デ・ラ・フエンテが新しい代表監督となりました。
「10年前、彼がU-19代表の監督だった時に一緒に過ごせたという幸運がありました。彼の就任を嬉しく思います。こんなに早く負けると思っていなかったワールドカップでの失望の後、僕らはどんなことにも挑戦しようという気持ちと、胸の星に恥じないよう全てを捧げ、可能な限り最高の形で国を代表して戦うというメンタリティを持って、新たな熱意を抱くようになりました」

──デ・ラ・フエンテのスタイルとキャラクターはいかがですか?
「デ・ラ・フエンテはU-21代表のスタイルを少し踏襲していると思います。それをピッチで見ることが出来るでしょう。招集リストを見ると、そのバリエーションを想像することが出来ると思います。彼自身はオープンな性格でとても近く、可能な限り僕ら選手たちと一緒に居ようとします。僕らはその信頼に応え、団結して強力なブロックを作りたいと思っています」

──欧州選手権予選、初戦の相手はノルウェー代表ですね。
「ハーランドの離脱を知ったばかりです。ノルウェー代表は非常にフィジカルが強く、レアル・ソシエダの選手たちに似ているように思います。彼らのフィジカルは僕らにはないものですが、彼らを恐れてはいません」

──数日間、バレンシアを離れることで多少リラックスは出来ますか?
「クラブで起きていることの全てを切り離すことはできません。いつでも気にかけています。今は代表チームに集中しなければなりませんが、クラブで僕らが抱えていることにもいつでも目を向けています。最も難しいミッションであることを知る、そうして取り組むことで、そこから抜け出せると信じています」

──バレンシアには常にトラブルが付いています。そのようなクラブにいて何を感じますか?
「もう慢性的なものであり、こういう状況下でプレーすることは簡単ではありませんが、ここ2試合はファンがそのテーマを忘れて、スタジアムで僕らをサポートしてくれました。僕らはそれに応えなければなりません。重要なことはチームとファンが団結し、全員で一緒にこの困難を抜け出すことです」

──バレンシアの問題の解決策をあなたは持っていますか?
「僕はキャプテンであり、その観点からできることは何もありません。キャプテンとして自分が出来ることに集中しなければなりませんし、全員がつながっている状態、誰も切り離されていない状態、そして何が問題なのかを全員が知っている状態にしなければなりません」

──あなたのクラブとの契約は2027年までありますが、ピーター・リムはあなたを売ることもできます。
「正直なところ、今はそういうことを考えていません。チームとしての僕の目標は、チームを救うこと、出来るだけ早く降格圏を脱することです。夏にはどうなるかがわかるでしょう」

──降格を恐れることはありますか?
「その恐れを抱く必要はありません。恐れながらプレーすると物事がより難しくなります。サッカーは喜びと勝利への欲求を持ってプレーしなければならないものです。恐怖心を切り離すのは難しいことですが、僕らはそうして降格圏から抜け出そうとしてます」

──ガットゥーゾの辞任は驚きましたか?
「突然のことだったので驚きました。まったく予想外のことでした。ガットゥーゾについては良い言葉しかありません。僕にはもちろん、チーム全体に対して良い接し方をしてくれていましたし、残念に思います。スタートはとても良かったのですが、勝てない時に自信を失ってしまったこと、そしてあの楽しいプレースタイルが結果的にチームの自信を奪ってしまったことは本当に残念でした」

──ピーター・リムと話すことはありますか?
「いえ、ありません。でも彼と話す必要がある時は話しますし、彼と話すことに何の問題もありません」

──ネグレイラ事件についてはどのような感想を持っていますか?
「僕に関するテーマではありませんし、皆が充分に知っていることでしょう。僕は皆が正直であることを信じています。僕は自分のことでいっぱいなので、そのテーマについて話すことは他の人に任せます」

──今季のバレンシアは審判のミスやVARの見逃しに苦しんでいます。あなたの意見を聞かせてください。
「このような問題を議論するには長い時間がかかることでしょう。VARは難しい場面を明らかにし、明らかな誤りに介入してくれるものだと言われていましたが、その説得力が失われています。試合において最も重要な審判が主審ではなくVAR担当であることは僕たち選手を傷つけますし、僕個人の意見としてはそうなっていることが好きではありません。VARはもっとうまく活用すべきだと思います」

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