カルロス・ソレールのお別れメッセージ
パリSGへの完全移籍が決まったカルロス・ソレールが自身のSNSにファンへのお別れを告げる動画メッセージを投稿しました。
「18年前、私は人生を変える電話を受けました。バレンシアは、私がずっとファンだったクラブへの練習参加に招いてくれたのです。私の人生で最も美しい日の一つでした。それ以来、私はプレーした全ての試合でこのクラブに相応しい誇りと責任感を持ってこのシャツを着てきました。
今、沢山の監督、家族、友人のことを思い出しますが、特に祖父のことを思います。祖父は、私がどこに居ても付き添ってくれました。
しかし、どんなに傷ついたとしても永遠に続くことのない物語があります。私がバレンシアで過ごした時間は夢でした。私はその夢のために常に戦ってきました。
メスタージャでプレーしたこと、チャンピオンズリーグのイムノを聴いたこと、キャプテンマークを腕に付けたこと、国王杯で優勝したこと、今や家族のようなチームメイトを持てたこと、心に留めているクラブの職員と出会えたこと、そして私が最も興奮したファンの皆さんが私の名前を歌ってくれるのを聴いたこと。この全てに対して、言葉では言い表せないほど感謝しています。
私たちの道が分かれる時が来ました。バレンシアを去ることは、私の人生で最も難しい決断でした。我が家を離れることは難しいことでしょう。でも、エスクードより上に立つ者は居ないと考えています。だからこそ、これが私にとってもバレンシアにとっても最高の決断であると信じています。ピッチの中でも外でも、物事がうまくいくように全力を尽くしてきたという自負を持って、バレンシアへの愛情を決して失うことなく、新たなプロジェクトに挑戦する時が来たのです。
私はバレンシア人でありバレンシアニスタであるという誇りを、自分の旗頭として常に掲げてきました。そしてそれは、どれだけ物事が変化しても、どれだけ遠く離れていても変わらないでしょう。今の私があるのはバレンシアのおかげです、心から感謝しています。Amunt sempre」
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