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ゴンサロ・ビジャールの復帰話が消滅へ

元バレンシアのカンテラーノで現在エルチェでプレーするスペインU-21代表MFゴンサロ・ビジャール。エルチェでの活躍が評価され今冬バレンシアへの復帰が噂されていましたが、クラブはエルチェにオファーを出さないことを決断しました。ビジャールはイタリアのASローマに移籍することになります。

ゴンサロ・ビジャールの復帰話が消滅へ

ビジャールは2015年にバレンシアに入団し、2018年にバレンシアを退団し、エルチェと契約を結びました。この時バレンシアは、エルチェに移籍金無しで譲渡する代わりに、将来の優先交渉権と将来の移籍金の80%を受け取る権利を付帯しました。

そして今冬、1月13日にローマがエルチェに300万ユーロでのビジャール獲得オファーを出しました。優先交渉権を持つバレンシアは、ローマと同じ条件(移籍金の80%が戻ってくる権利があるため、その相殺で60万ユーロ)でビジャールを買い戻すことが可能であり、アニル・マーシー会長とスポーツディレクターを務めるホルヘ・ロペスは買い戻す意思を見せていました。しかし、このオファーについてはエルチェが拒否したため、実現しませんでした。

そして1月23日の午後、ローマが改めて400万ユーロ+インセンティブ100万ユーロという条件でエルチェにオファーを出し、エルチェはこのオファーを受け入れました。バレンシアは80万ユーロ+インセンティブ20万ユーロで買い戻すことが可能な状態でしたが、今回は、新たにスポーツディレクターに就任したセサル・サンチェスがエルチェにオファーを出さないことを決断しました。

これにより、エルチェはビジャールをローマに売ることが決定的となりました。そしてバレンシアはその移籍金の80%として、320万ユーロ+インセンティブ80万ユーロをエルチェから受け取ることになります。

追記(1/27)
スーペルデポルテの報道によると、セサル・サンチェスはビジャールに連絡を取りバレンシアが買い戻す意思があることを伝えたものの、選手本人がローマ行きを希望したため断念したようです。ビジャールは、バレンシアが自分を買い戻す理由が戦力としてカウントしているからとは考えておらず、昨夏のサエンスのように他クラブとの交渉に織り込まれることを懸念して、戦力としてオファーを出してくれたローマ行きを希望しました。

優先交渉権を持つバレンシアは、ビジャールを強行に獲得することも可能でしたが、選手の意思を尊重し、ローマに将来の移籍金の一部をバレンシアに支払う条項をつけることで、ローマ行きを認めました。ビジャールはローマと4年契約を結ぶ予定で、年俸は120万ユーロを受け取ることになるでしょう。

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