カルロス・ソレール(22)との現行の2021年までの契約を2023年まで2年延長することで合意しました。契約解除金はこれまでの倍額に近い1億5000万ユーロに設定されています。

7歳の時にバレンシアに入団し、今季バレンシアでの16年目のシーズンを過ごしているソレールは、2016/2017シーズンにトップチームデビューしました。ボロの監督就任と共にレギュラーを勝ち取り、昨季はマルセリーノ監督と共にバレンシアでのビッグタイトルを獲得。今季序盤は怪我で出遅れたものの、ここに来てチェルシー戦やレアル・マドリー戦といったビッグマッチでゴールを決める勝負強さを発揮しています。

ソレールは、この契約延長に喜びを隠すことが出来ませんでした。

「とても嬉しく、幸せです。7歳の時に入団した僕の人生のクラブであるバレンシアで、ずっとキャリアを続けていきたいと思っていました。今のところ2023年までですが、このプロジェクトを続けていくことを楽しみにしています」

「バレンシアは、欧州のトップクラブのひとつです。今クラブがやろうとしているスポーツ面のプロジェクトを評価しなくてはなりません。選手たちにとって欧州最高のクラブのひとつに居られることはとても重要です。チャンピオンズリーグでベスト16に残れたということは、今の僕らは欧州で最も優れた16のクラブの中に居るということになります。サッカー選手は、常に最高レベルの環境で競争し、世界最高の大会でプレーすることを望んでいます。それを叶えるのに、これ以上のクラブは他にありません」

「僕はここに残りたかったし、クラブも僕に強く期待してくれていました。丁寧に時間をかけて交渉を進めてきましたが、双方が同じ道を歩き続けていきたいと考えていたので、合意にいたるのは簡単なことでした。自分の第一希望は、自分が生まれた街の人生のクラブで続けていくことであると、常に考えてきました。僕の家族も皆バレンシアのファンであり、最も重要なことは僕がここに居ることでした。僕らの道は同じ方向を向いて続いています。これがもっともっと長く続いていくことを願っています」

「今回の僕の契約延長でクラブが、僕だけではなくカンテラ出身の選手たちを信じて、賭けていることが証明されたと思っています。バレンシアは常にチームにカンテラーノを抱えてきましたが、これからもファンと同じアイデンティティを強く持ったカンテラの選手たちを育てていかなければなりません」

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