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新スタジアム建設工事再開プロジェクトの概要が明らかに

クラブが新スタジアム:ノウ・メスタージャの最終プロジェクトの詳細が明らかになりました。スタジアムは70,044人収容となります。

新スタジアム建設工事再開プロジェクトの概要が明らかに

市議会との取り決めにより、クラブは10月11日までにノウ・メスタージャ建設工事再開プロジェクトの計画書を提出しなければなりませんでした。そして期限日の11日に、クラブは420ページにわたる計画書を市議会に提出しました。

クラブの提出した計画書によると、本プロジェクト(スタジアムの未完成部分の建築)には1億3970万ユーロの予算が付けられました。既に執行された分も含めた予算総額は2億270万ユーロとなります。

また、議会の要求通り70,000人収容の客席、ソーラーパネルで覆われたスタンド、900台収容の駐車場が予定されており、LFPとUEFAの要件を満たす大規模なスポーツイベントを開催できるキャパシティを備えています。

収容人数

スタジアム全体で70,044席が用意され次の通り配分されます。下段スタンドに22,007席、中段スタンドに16,648席、上段スタンドに31,389席。しかし「この数字はスタジアムの最大収容人数であり、試合やイベントの種類、メディアの人数等に応じて減少します」と計画書には明記されています。

ファサード

クラブが発表したプロジェクトの新機能の一つはファサード(正面から見たときの外観)です。計画書では「周囲にやさしく、明るく、開放的で風通しが良く、来場者と近隣とのより良い関係を備えているスタジアム」となっています。この方針に沿って「ファサードは透過性があり、曲線的かつパラメトリックな三次元の外皮を形成する金属線で構成され、建物を支える一連の金属柱と背景として機能します」と記載されています。

屋根

計画書では、楕円形の外側のリングに位置するケーブルの軽量化と太陽光発電システムの導入による新しいデザインの屋根についても触れられています。垂直の柱の上にかぶせたベールのような屋根は「単純な見た目であるものの、約40,000平方メートルという巨大なサイズを考慮して、構造要素の軽さと細さを実現するために、最先端の数学的および工学的モデルが使用されており、今回の建築で技術的に最も難しい部分」と強調されています。

その他

計画書内では、防災システムから隣接地域の開発計画などに加え、客席の椅子のサイズ、椅子と椅子の間隔、細かくはトイレの便器の形、蛇口の形状、ハンドドライヤーの仕様、ミラーのサイズまで記されています。

次のステップ

次のステップは建設工事の再開です。クラブは市議会との取り決めで来年1月11日までに工事を再開しなければなりません。

スタジアム内の工事は来年5月21日が予定されています。屋根の組み立ては2026年12月29日開始・2027年4月完了。建設工事の完了は市議会より定められた2027年7月11日となっています。

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