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ゴールドマン・サックス社から1億2000万ユーロを調達

El Confidencialの報道によると、クラブは債務の借り換えと新スタジアム完成のために1億2000万ユーロを借りることでゴールドマン・サックス社と合意したようです。

ゴールドマン・サックス社から1億2000万ユーロを調達

バレンシアは構造的負債を抱えており、毎年その支払いに追い詰められています。負債総額は3億3500万ユーロに達しており、そのうち1億3400万ユーロは短期負債、つまり12ヵ月以内に支払わなければならないものです。

この問題に対し、クラブの財政部門は債務の借り換え作業に取り組んでいます。そして今回、ラ・リーガのハビエル・テバス会長の紹介で、ゴールドマン・サックスに協力を仰ぐことになりました。

現在、バレンシアが債務を抱えている主な相手は2人います。ひとりはCaixaBank、もうひとりはピーター・リムです。今回のゴールドマン・サックスとの契約により、クラブはCaixaBankとリムへの借金をゴールドマン・サックスに借り換え、制約の厳しくない返済スケジュールを建てるつもりです。

この契約のもう一つの目的は、ノウ・メスタージャを完成させるための資金の流動性を確保することです。

前回のクラブの株主総会で、チャン・レイフン会長はノウ・メスタージャの建設に必要な残金を1億7000万ユーロと見積もりました。しかし、クラブがスタジアム建設に充てられる金額は1億1500万ユーロ。これは、CVCファンドからの資金8000万ユーロと、ラス・コルネス・バレンシアネス大通り(新スタジアム前の大通り)の第3区画の売却費3500万ユーロを合わせた額です。つまり、クラブだけでは新スタジアム完成のための資金が不足している状況でした。

しかし、リミットは決まっています。7月12日に決まったバレンシア市議会との取り決めにより、クラブは2025年1月12日までに新スタジアムの建設工事を再開しなければなりません。そのためクラブは、今回のゴールドマン・サックスからの借り入れる資金を、不足分に充てようとしています。

債務の借り換え。つまりバレンシアの借金はゴールドマン・サックスへの利子の分、借金額を増やすことになりますが、この契約により新スタジアムを完成させるための道筋を作ることが出来ます。

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