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ママルダシュヴィリの去就

移籍市場が過熱しています。ママルダシュヴィリ、ハビ・ゲラ、ペペル、アウメイダ...日替わりで選手の名前が持ち上がっては消えてを繰り返してきたバレンシアのマーケットですが、再びママルダシュヴィリの周辺が慌ただしくなってきました。

ママルダシュヴィリの去就

今夏、ニューカッスルからのオファーが届いたママルダシュヴィリでしたが、クラブが求める条件「4000万ユーロ+インセンティブ」に達していなかったため、クラブは断りの連絡を入れました。

その後、イングランド、イタリア、ドイツのクラブからの関心が報じられました。その中にはバイエルン・ミュンヘンの名前もありましたが、ママルダシュヴィリは移籍に関して「正GKになれること」を条件に挙げていたため、こちらの話も自然と下火になっていきました。

そしてここ数日、代わりに名前が挙がってきたのがリヴァプールです。リヴァプールは日曜日に、72時間以内にオファーを送るとバレンシアに連絡を入れました。

そして届いたリヴァプールからの最初のオファーは3000万ユーロでした。これはニューカッスルの提示額と同じものであり、クラブは即座にこのオファーを断りました。

ただし、リヴァプールは再オファーを検討しているようです。このイングランドのクラブはバレンシアが求める条件を理解しており、4000万ユーロに近い金額+インセンティブという条件でのオファーを出す可能性があるようです。バレンシアはリヴァプールが納得のできる条件を提示してきた場合、放出にGOを出すでしょう。

しかしながら、リヴァプールは正GKのアリソン・ベッカーと2027年まで契約を結んでいるため、ママルダシュヴィリの希望は叶えられません。そのため、リヴァプールはママルダシュヴィリをイングランドに慣れさせるためにプレミアリーグかチャンピオンシップ(2部相当)のクラブにレンタル移籍させることを検討しています。リヴァプールには既にママルダシュヴィリのレンタルに関する連絡が多数届いているようで、実現した場合のレンタル先の筆頭候補はボーンマスであるという報道まで出ています。一方のバレンシアはその1年間のレンタル移籍先をバレンシアに、つまりリヴァプールと契約したうえで彼を1年クラブに留めたいと考えているようです。

昨日ママルダシュヴィリの代理人、レヴァン・セトゥリーゼ氏がバレンシアにやってきました。数日間のバレンシア滞在中にリヴァプールからのオファーについてクラブと話し合いを行うようです。

また、一部メディアではママルダシュヴィリ本人はリヴァプールからの1年レンタルの条件を含めたオファーを受け入れることを決めたという報道も出ています。その場合、クラブがオファーを受け入れた時点でママルダシュヴィリはバレンシアを離れることになるでしょう。理由なく移籍交渉を長引かせないことで知られるリヴァプールが相手のため、その日は開幕戦の前に来るかもしれません。

参考までに、Transfermarktではママルダシュヴィリの市場価値は4500万ユーロとなっており、現在のサッカー界で最も市場価値の高いGKとなっています。

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