リオハ獲得決定
アラベス所属のスペイン人ウインガー、ルイス・リオハ(30)を完全移籍で獲得しました。2年契約で、移籍金は120万ユーロ。インセンティブがあると報じているメディアもあります。
今夏の移籍市場が開いてから、常にバレンシアへの移籍の可能性が報じられてきたリオハでしたが、長い夏を過ごした末に、ようやく移籍が実現しました。
夏の間、ずっと左ウイングの補強を訴えてきたバラハ監督にとっても待望の即戦力です。現在左利きのウインガーがディエゴ・ロペスしかいないチームにおいて、左利きのリオハを獲得したことで、バラハ監督はディエゴ・ロペスを右ウイングやセカンドストライカーとして起用する選択肢も持つことが出来ます。また、リオハは右サイドでのプレー経験もあるため、臨時的に右サイドで起用しているラファ・ミルをFWに専念させることもできます。
また、フラン・ペレスやカノスが負傷しており、テホンやオトルビに頼らなければならない状況で、プリメーラとセグンダで計200試合以上の公式戦出場経験を持ち、直近3シーズンで12ゴール12アシストを記録している彼の存在は非常に頼もしいことでしょう。
昨日バレンシア空港に到着したリオハはメディアに対して「長い夏になりましたが、最終的に良い結末に達しました。重要なことは今、僕がここにいるということです」と話しています。
このアンダルシア人ウインガーの獲得により、今季のバレンシアは選手が登録枠上限の25人に達しました。予期せぬ選手の退団がない限り、これで新チームが完成ということになります。
また、背番号は2番しか空いていませんでしたが、カスティジェホが22番をリオハに譲り、自身が2番を付けることにしたそうです。
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ルイス・リオハ (プロフィール)