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ラファ・ミルのインタビュー「このインタビューでセビジスタが私を理解してくれることを願っている」

セビージャからのレンタルでやって来たラファ・ミルは、自身のプレゼンテーションで「今日はバレンシアについて話す日であり、セビージャについては後日話す」と言いました。

そして昨日、DAZNにてラファ・ミルのインタビューが公開されました。インタビューの中でラファ・ミルは、物議を醸したセビージャからの退団について、自分なりの見解を語りました。

ラファ・ミルのインタビュー「このインタビューでセビジスタが私を理解してくれることを願っている」

2021年にセビージャに加入したラファ・ミルでしたが、クラブのスポーツマネジメントの度重なる変化と彼自身の退団願望により、複雑な状況に置かれることになりました。そして彼はチームから外され、クラブとの関係が悪化していくことになりました。

ラファ・ミルとセビージャの間の緊張は、1年前の移籍市場で始まりました。カルタヘナ出身のFWはバレンシアへの移籍で合意に達していましたが、直前の条件変更で破談となりました。このため、当時のホセ・ルイス・メンディリバル監督の下で彼は、出場機会を与えられなくなっていきました。

ラファ・ミルとクラブの対立を見ていたセビージャファンの多くは、彼の態度を理解することができませんでした。彼はピッチで得た名声を失い、サンチェス・ピスファンではブーイングされるようになりました。


──2023年夏の移籍マーケット
「私は退団の意向をセビージャに伝えました。そこにバレンシアからのオファーが届きました。ビクトル・オルタ(セビージャのSD)は最初、私に手を差し伸べて決断は私に任せると言ってくれました。そしてバレンシアとも、セビージャとも全ての条件面で合意に至ったのですが、最後の瞬間にセビージャが契約条件を変更したいと言い出しました。私に任せるはずでは、とオルタに言いましたが、彼は"セビージャに残れば君は重要な選手になれる"と言いました。私は退団で意思を固めていたので、改めてそう言いましたが、彼は"君には尊重しなければならない契約がある"と言いました。バレンシアはセビージャを尊重してオファーを取り下げました。私は諦めるしかありませんでした」

──ACミランからのオファー
「バレンシア移籍が破談となった直後、ミラン行きのオプションが浮上しました。オルタはクラブにとって非常に良い条件のオファーが届いたと言っていたので、私はスーツケースに荷物を詰めて、ミラノ行きの飛行機のチケットも予約しました。しかし、彼は"君の代役が見つからないので放出するつもりはない"と言いました。そしてマーケットが終了し、その翌日にクラブはマリアーノの獲得を発表しました。彼らのやり方に驚かされました」

──5か月後、冬の移籍マーケット
「2月1日に私はバレンシアと合意に至り、セビージャとも合意に至りました。しかし、数時間後にミゲル・コロナから電話があり、セビージャが条件を変更したためオファーを撤回するつもりだと告げられました。条件を変更したのはデル・ニドJr(セビージャ会長)でした。バレンシアが撤回したのも当然のことだと思います。実際、私たちはすぐに車でスタジアムに行き、彼に説明を求めましたが、彼はその通りだと認めました。なので私は彼らに、バレンシアに電話して謝罪して問題を解決するようにお願いしました。そして彼らはその通りにしました」

──キケ・フローレス監督のラファ・ミル批判
「監督は、上層部からそう言うように画策されていたと思います。私は監督の発言の中に気に入らない部分があったため、その次のミーティングでそれを伝えました。選手は常に練習時にGPSを付けていますし、そのデータを見ればわかると思います。私は常に最大限の努力をしてきました。しかし、セビージャは私にプレッシャーをかけるため、まるで私の努力が足りていないかのようにその発言を利用してきました。献身性が足りない選手はチームに必要ないかのように話しながら、退団をブロックするのは不公平です」

※キケがラファ・ミルについて「セビージャのシャツを守るためには献身的な努力をしなければならない」と発言したことについて。後にキケはラファについて「チャンスを与えられなくても忍耐強く良い姿勢で練習に取り組んでいる」とコメントを出した。

──セビージャのチームメイトとの関係
「このような状況下で仕事を続けるのは簡単ではありませんでした。私は(セルヒオ・)ラモス、(ヘスス・)ナバス、ラキティッチらと素晴らしい関係を築いています。そして彼ら全員が私を退団させない理由を理解しませんでした。チームがゴールとFWの特性を必要としている時でさえ、私を戦力と考えていなかったのに」

──セビージャの混乱
「私が家でいつも教えられてきたように、自分の言葉は尊重しなければなりません。特にこのレベルにおいては、言葉を変えてはいけません。セビージャ内で起きているこの混乱は非常に顕著で、このようなことは私以外の選手たちや様々な側面でも起こっています。私の一件は、クラブがどのように機能しているかを示す良い一例となると思います。例えばラモスに起きたことを見てみましょう。彼と契約するつもりはないと言った後、最終的に彼と契約することになりました。ナバスの場合、クラブは一度彼に別れを告げ、その翌日に終身契約を提示しました。これらはあくまで一例です。セビジスモにとって最善の方法でクラブの混乱が解決されることを願っています」

──セビジスタの反応
「彼らは正しい情報を得る手段がなかったと思います。私は公の場で話そうとしませんでしたし、彼らもこの話の私に関する部分を知らなかったからです。今、彼らが私の話を聞き、理解し、私のことを違う目で見てくれると信じています」

──弁解しなかったことについて
「クラブが残留争いに巻き込まれている困難な状況の中で、自分のことを話そうとは思いませんでした。あの時は船をこれ以上不安定にする状況ではありませんでした。船は既に上の方が不安定になっていたので、チームメイトたちの仕事を邪魔することだけは絶対に避けたいと思っていました」

──セビジスタへの思い
「彼らがこのインタビューを見て、私が彼らに抱いている愛情を感じ取ってくれることを願っています。現時点で彼らは正しくない汚された情報を受け取っていると思います。彼らとの間に意見の相違があったことを非常に残念に思いますが、それでも私はすべてのセビジスタに大きな愛情を持っており、彼らに心から感謝しています」

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