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ラファ・ミル「半年間溜め続けたゴールへの大きな意欲を解放したい」

ラファ・ミル獲得の公式発表から数時間後、メスタージャのVIPルームでディミトリエフスキとラファ・ミルの入団プレゼンテーションが行われました。

ラファ・ミル「半年間溜め続けたゴールへの大きな意欲を解放したい」

昨夏、今冬と2度の移籍期間でのバレンシア復帰に失敗したラファ・ミルは、ようやく"ただいま"を言うことができました。いくつかの質問の中でセビージャについてのコメントは避け、移籍を実現させてくれた関係者への御礼と、バレンシアでの抱負を述べました。

──ようやく復帰が実現しましたね。
「ええ。まず初めに、私の復帰を実現させてくれた関係者4か所に感謝したいと思います。まず、私がここに来るために信じられないほどの努力をしてくれたクラブ、1年間何度も話し合いを続けてきたコロナ、移籍を実現させるにあたって基礎的な部分を担ってくれたバラハ監督、そして全てを管理してくれた私の代理人です。事態が進むにつれて非常に複雑な交渉になりましたが、皆さんのおかげで今日、ここに居ることができています。とても幸せで、とても楽しみです。ゴールを決めるという全員が望んでいる瞬間が来ることを願っています」

──感謝した相手の中にセビージャが入っていませんが、この移籍の実現に向けてセビージャがあなたに対して適切な態度を取らなかったと思いますか?
「今日はバレンシアについて話す日です。この素晴らしい復帰の日には、私がどれだけ希望を持って帰ってきたかについて話したいと思っています。セビージャについてはまた別の機会に話しましょう」

──この1年をどのように過ごしましたか?
「大変なシーズンだったということは否定しません。ここに来たい、家に帰りたい、バレンシアでプレーしたいという希望を抱えたまま難しい1年を過ごしましたが、頭を切り替え、自分に起きるそれぞれの状況に適応しなければなりませんでした。しかし、最終的には全てがうまくいき、収まるべきところに全てが収まったことを嬉しく思っています。関係者全員が多大な努力をしたおかげで、クラブも選手としての私も望んでいた場所に居られるのです」

──他のクラブからのオファーもあった中で、バレンシアにこだわった理由は何でしょうか?
「給与面だけを見ればバレンシアよりも良い選択肢があったことは事実です。父は、オファーが来るたびに私を納得させようと試みていましたが、私自身はバレンシアが自分の居場所だと思っていました」

──外のチームの選手として見るバレンシアはどのような印象でしたか?
「バレンシアのイメージは、本来バレンシアが与えるべきものでなくてはならないし、偉大なものでなくてはなりません。その観点で新しいプロジェクト、監督、アイデアを取り入れ、現在の状況に適応しながら、全てが前進しています。バレンシアは常に偉大なクラブであり続けるし、それこそが最も重要なことです」

──プリメーラで平均年齢が最も若いバレンシアの中で、あなたは何をできると感じていますか?
「ここには情熱と野心を持った若い選手たちが居ます。ロッカールームに入った時、彼らが家族であることを感じることができました。彼らのようなハングリー精神を持った若者たちと力を合わせてクラブのプロジェクトを遂行すれば、私や皆さんの記憶にあるような、かつての偉大なバレンシアに戻すことができるでしょう」

──あなたにとってバラハ監督はどんな存在ですか?
「私にとってバラハ監督は子供の頃から非常に重要な存在でした。フベニールカテゴリーで共に働き、多くのゴールを決めてとても素晴らしいシーズンを過ごしました。その時から彼の信頼を感じています。彼は私を選手として成長させてくれましたし、私が今日ここに居るための非常に重要な存在でした。彼の愛情と、自分のチームに私を置きたいという希望、この2つが私の決断において非常に重要だったことは確かです。監督のためにもベストを尽くしたいと思います」

──バラハ監督との再会はいかがでしたか?
「今朝会って、今の状況や私に何を期待しているかなどいろいろなことについて話しました。私たちはお互いに良いフィーリングを持っていますし、そのことが私を後押しし、私の力を最大限に引き出すことに繋がると信じています。年末にはお互いに顔を見合わせ、抱き合って全てがうまくいったことを祝いたいと思います」

──目標とするゴール数はありますか?
「私は自分で数字を目標に設定したことはありません。この半年間溜め続けたゴールへの大きな意欲を解放したいと思っています」

──1年間のレンタル移籍ですが、バレンシアでもっと長くプレーできると思いますか?
「それは数か月以内に自問する質問になると思いますが、私の頭の中では答えはYESです。バレンシアからの信頼を感じています。これまでもバレンシアからの信頼を感じてきましたが、物事が進むべき方にうまく進めば、バレンシアで何年もプレーすることになると確信しています。ここは私の家であり、ここでとても幸せだからです」

──この数日間、移籍が再び破談になるのではないかと心配しましたか?
「嘘をつくつもりはありません。こうしてプレゼンテーションで話すまでは、何も信じないようにしていました」

──ウーゴ・ドゥロとはこれまでに何か関係がありましたか?
「彼が良いプレーをすればするほど、私たちにとっても良いことが起こります。チームは常に個人の上にあるものです。彼は素晴らしい選手であり、チームに多くのものをもたらしてくれます。私たち全員が上手くいくことを願っています」

──ラファ・ミルとウーゴ・ドゥロは一緒にプレーすることができますか?
「私たちは完全に異なる特徴を持ったストライカーだと思いますし、相性の良いコンビになれると思います。重要なのは競争することです」

──あなたが模範とする選手は誰ですか?
「ビジャとソルダードが大好きでした。この2人は常に私がイメージしてきた選手たちです。私は彼らが成し遂げてきたものを目指してきました。クラブの長い歴史において偉大な選手たちは沢山いましたが、もし誰かを選ばなければならないなら、この2人を選びます」

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ラファ・ミル (プロフィール)

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