ディミトリエフスキ「ママルダシュヴィリが居ることを承知の上でここに来た」
7月11日、ディミトリエフスキとラファ・ミルの入団プレゼンテーションがメスタージャのVIPルームで行われました。
2人はバレンシアの選手として初めてメディアのインタビューに応えました。
最初にインタビューに応えたディミトリエフスキは、ラージョの選手として最後にメスタージャを訪れた今年の5月の時点で、バレンシアが次の行き先になることを知っていたと認めたうえで、ママルダシュヴィリの退団を期待していないことを明確にしました。
──バレンシアの選手としての最初の数日間はいかがでしたか?
「このようなチャンスをあたえてもらえたことに感謝しています。最初の数日間の練習は非常に良い手ごたえを感じていますし、チームメイトやクラブ、街に触れる機会を得られました。自分の力を証明できること、競争できること、チームに可能な限り貢献できることを楽しみにしています」
──バレンシアのGKのポジション争いは熾烈です。ママルダシュヴィリがチームに残ることを望みますか?
「ママルダシュヴィリが居ることを承知の上で、ここに来ました。彼は素晴らしすぎるGKであり、この2年間、そして欧州選手権でも彼はそのことを証明してきました。ただ、私もこのチームに貢献できるということを証明するために、そして彼とポジションを争うためにここに来ました」
──バレンシアはプリメーラで平均年齢が最も若いチームですが、ベテラン選手としてチームをどのように感じていますか?
「この数日間で、若いけど、大きな意欲と熱意を持ったチームだと感じています。私も意欲的に取り組んでいますし、今はできるだけ早くチームに適応して、チームをサポートできるようにしないといけないと考えています。私の経験がチームの役に立ち、グループ全体で成長できるようにしたいと思っています」
──相手チームの選手として見たバレンシアの印象はどのような感じですか?
「昨季のバジェカスの試合では非常にタフな相手で、守備面で非常に組織的でポジショニングが整ったチームであり、チャンスがあればそれを活かしてくるチームでした。メスタージャの試合はさらに厳しい試合であり、私たちは全てのことをして勝点1しか得られませんでした。昨季のバレンシアは大きく成長したチームだと思います」
──メスタージャについての印象はありますか?
「私が最も印象に残っているスタジアムがメスタージャです。印象的なスタジアムはいくつもありますが、一番気に入ったのはメスタージャでした。あの雰囲気こそ偉大なクラブが生み出せるものだと感じました。ここでプレーできることを嬉しく思います」
──バレンシアでの模範的存在
「若い頃から最もよく見てきたのはカニサレスでした。私は黄色いシャツに白い髪でプレーしていたGKとしての彼が好きでした。ここバレンシアで彼は素晴らしいことを成し遂げました。私もバレンシアでの彼を追いたいと思っています」
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ストーレ・ディミトリエフスキ (プロフィール)