タレガと契約延長、コメント
クラブはセサル・タレガ(22)との契約を2028年まで延長したことを公式発表しました。また、来季はトップチームに昇格することも決定しています。
子供の頃から一家そろってバレンシアニスタだったタレガは2019年の夏、トップチームへの昇格を夢見てバレンシアのアカデミーにやってきました。
2021/22シーズンにVCFメスタージャに昇格。アングーロ監督のもとで力をつけて、昨季はチームの昇格プレーオフ進出に貢献しました。2021年12月には国王杯ウトリージャス戦でトップチームデビュー。今季は第5節:アトレティコ・マドリー戦でプリメーラデビューも果たしました。
来季のトップチーム入りを目指して、1月にバジャドリーにレンタル移籍。文句のつけようのないパフォーマンスを披露して今夏バレンシアに戻ってきました。
これでバラハ監督はモスケラ、ヤレクと併せて、将来有望なCBをもう一人チームに加えることに成功しました。ここにジェンクを加えた4人で、復帰までまだ長い時間がかかるディアカビ不在の間のCBカルテットのひとりにならなければなりません。そのためにまずは、プレシーズンの仕事でバジャドリーで成長してきたことをバラハ監督に証明する必要があります。
また、これでチームに居る6人のCBのうち、チュメルトが再び荷物をまとめることになるでしょう。このスイス代表との契約はあと2年残っているため、クラブは契約解除をする気はなく、レンタルでの放出が濃厚です。現在のところ、ラス・パルマスが彼の獲得に関心を示しています。
セサル・タレガのコメントです。
──契約延長とトップ昇格
「夢が叶いました。メスタージャのようなスタジアムでプレーすることをずっと夢見てきました。毎日働いてアカデミーからここまでたどり着いたこと、ここに来るまでの全てのことを誇りに思います」
──バレンシアのDNA
「僕は幼い頃からバレンシアニスモを植え付けられてきました。それがどのようなものかを言葉で説明することはできません。ただ、家族全員で毎週末にメスタージャに行き、沢山の試合を見てきました。負けたり引き分けたりすると苦しいですし、勝てば計り知れない喜びを感じます」
──バジャドリーへのレンタル移籍
「すべてがうまくいき、非常に実りの多い経験でした。選手として、そして人間として成長し続けるために必要な時間を過ごせたと思っています」
──プレシーズンへの期待
「再びここで仕事を始めること、チームメイトたちと再会すること、ピッチで全力を尽くすこと、全てを楽しみにしています」
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セサル・タレガ (プロフィール)