トニ・セリグラッコーチが退団
トップチームのアシスタントコーチを務めていたトニ・セリグラッ(55)が今季いっぱいでクラブを去ることになりました。
セリグラッは昨季、ガットゥーゾ退任後に監督に就任したボロのリクエストでバレンシアにやってきました。ボロは降格圏に沈むチームにクオリティを与えてくれる人材を探していました。
セリグラッは当時リェイダ・エスポルティウの監督を務めていましたが、ボロのラブコールを受けて辞任し、バレンシアにやってきました。
その後まもなく、バラハがマルチェナと2人だけでバレンシアにやってきました。ボロはいつもの持ち場に戻りましたが、セリグラッはバラハ監督のスタッフとして残ることになりました。今季はマルチェナが去り、チェマ・サンスが新たにアシスタントコーチとなりましたが、セリグラッも引き続きチームにとどまりました。
セリグラッは就任時、バレンシアからのオファーを「全ての指導者が自分の人生に起こってほしいと望んでいること」と評価しました。特に今季は攻守両面のセットプレーの指導を担当し、セットプレーからの失点を激減させることに成功しました。
バラハ監督はセリグラッの後任を連れてこないことを決定し、今季彼が担った仕事を他のスタッフや戦術アナリストに引き継ぐつもりでいます。
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トニ・セリグラッ (プロフィール)