市場価値を高めるタレガ、来季のトップチームのCB構成
今年の1月にバジャドリーにレンタル移籍したセサル・タレガが、2部リーグでセンセーションを巻き起こしています。
著名なサッカーのポータルサイトTransfermarktによると、彼の市場価値はこの3か月間で15万ユーロから100万ユーロに上がりました。
タレガはバジャドリー加入後の9試合のうち7試合に出場(1試合は出場停止)しています。
セグンダデビュー戦となった第24節:ラシン・サンタンデール戦では途中出場で11分間の出場に終わったものの、その次のレガネス戦ではフル出場してチームのクリーンシートに貢献。翌第26節はベンチを温めたものの、第27節からは4試合連続でスタメンフル出場しました。
第31節:ラシン・デ・フェロール戦で後半38分に退場処分となったため、フル出場の記録は途絶えましたが、バジャドリーのウルグアイ人監督パウロ・ペッソラーノの信頼を得たタレガは再びピッチに戻るでしょう。
今回のレンタル移籍について、バジャドリーが求めたタレガの買取オプションを拒否したバレンシアは、自分たちの決断の正しさを誇らしく思っているはずです。今冬の移籍マーケットで、レギュラーでキャプテンのひとりであるガブリエウ・パウリスタを放出したにもかかわらず、補強を拒んだ理由の一つはタレガへの賭けでした。クラブは来季タレガを戻し、トップチームのCBをモスケラ、ジェンク、ヤレクと4人で構成するつもりでいます。
そしてそれは、ディアカビを今年の夏に放出するつもりだったことも意味します。
実際にクラブはディアカビ本人にも売却する意向を伝えており、新たな環境での挑戦を目指しているディアカビもそれを受け入れていました。しかし、このフランス人DFが今月負った右ひざの怪我により、今夏の放出は見送られることになるでしょう。
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