トニ・セリグラッがボロのアシスタントコーチに
リェイダ・エスポルティウ(RFEF2部)のトニ・セリグラッ監督(54)がボロのアシスタントコーチとなることが決まりました。セリグラッはそのために昨日、リェイダにて辞任会見を行っています。
トニ・セリグラッ
「監督として仕事をする全ての者、特に最も下からキャリアを始めた者がその人生で起きてほしいと願っていることが起きてしまいました。ボロから"バレンシアで片腕になってもらえないか"と連絡をもらったのです。ガットゥーゾが去った後、バレンシアのトップチームで8度目の監督となり、デリケートな状況にあるチームを引き継いだ彼からの連絡を、私は断ることが出来ませんでした」
ボロは当初、かつて自分のアシスタントも務めたチェマ・サンス(現レバンテB監督)にアシスタントコーチ就任のオファーを出しましたが、断られてしまいました。その後、アカデミーで働くハビ・ベンタ、ダビド・フステルらが候補に挙がっていましたが、ボロ本人の希望でセリグラッにオファーが出されました。
地元バレンシア県トレントの出身で、リェイダで2012年から2014年まで2シーズンの監督経験があるセリグラッは、わずか1か月前にペレ・マリに代わってリェイダの監督に復帰したばかりでした。そのため、今季はリェイダの監督としてリーグ戦4試合しか指揮を執っていません(1勝2分1敗)。
リェイダの前にはジムナスティック・タラゴナ、サバデル、アルコジャーノ、オリンピック・シャティバ、ガンディアなど3部リーグ~2部Bリーグでの豊富な監督経験があります。昨季はアラベスBを率いてRFEF3部リーグ(Gr.4)を戦い、チームをリーグ優勝&昇格に導きました。また、長い監督経験の中で一度も降格を経験していないという点も注目に値します。
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トニ・セリグラッ (プロフィール)