セルタ戦で今季初ゴールを記録したアルベルト・マリですが、このゴールが今季のラ・リーガ全体での1,000ゴール目となりました。

ラ・リーガ全体で1シーズン1,000ゴールを記録したのは2017/18シーズン(1,024ゴール)以来のことです。

今季、絶好調だったプレシーズンに負傷し、半年近く苦労を重ねたマリにとって、アバンカ・バライードスでイバン・ビジャールから奪ったゴールは、単なる1ゴール以上の意味を持つことになりました。

試合の60分を過ぎたあたり、ティエリーがペナルティエリア内に侵入し、マリにパスを出します。それを受けたマリがPKを誘発しました。

通常PKを蹴るのはペペルですが、彼は今季大きな苦労を経験したアリカンテ出身のFWにキッカーの権利をプレゼントします。そして彼はこの機会を逃しませんでした。彼にとって昨季の第34節：セルタ戦以来となる、ちょうど1年ぶりの公式戦でのゴールでした。

アルベルト・マリ
「サッカーは時々、こういう演出をしますね。ほぼ1年前に、僕はここバライードスでトップチームでの初ゴールを決め、今日は2点目を決めました。このスタジアムは僕にとって何かがあるのかもしれません。来季、またここでゴールを決められるかどうか見てみましょう」

「自分で得たPKでしたし、決める自信があったのでペペルに蹴らせてほしいと頼みました。何の問題もなく、彼は僕にボールを譲ってくれました」

「僕にとって重要なゴールです。今季は良い手ごたえを持ってスタートしたのに、怪我をして手術を受けて、何ヶ月もチームから離れることになりました。長い間プレーしていない状態からリズムを取り戻すことは簡単ではなく、だいぶ苦しみました。でもこのゴールが、1か月後（来季のプレシーズン開始）に大きな熱意を持って戻ってくるために、僕に多くのものを与えてくれると思います」