ペドロ・アレマンが復帰
ちょうど一年前にVCFメスタージャを退団し、オランダのスパルタ・ロッテルダムに完全移籍したペドロ・アレマン(21)がVCFメスタージャに復帰することが決まりました。
スパルタとの契約を解除しての復帰となるため、移籍金はかかりません。
2016年にエルチェからバレンシアに加入し、パテルナで6年半過ごしたこのカンテラーノは昨冬、欧州トップリーグでの経験を積むために初めての国外挑戦先としてオランダ・エールディヴィジを選びました。
昨季の半年間、トップチームの選手としてベンチ入りはしたものの、出場はわずか5試合、プレータイムは合計43分間に終わりました。
そして今季は第16節を終えて出場機会はゼロ。スパルタ・ロッテルダムU-21の選手として、オランダ3部リーグで2試合に出場しましたが、オランダでの挑戦は1年経って予想以上に厳しかった、ということになりました。
この状況を踏まえ、ピボーテの補強を考えていたバレンシアはアレマンに復帰のオファーを出しました。スパルタとの契約は2025年までありましたが、アレマンと契約解除で合意したためフリートランスファーでの復帰となりました。
ペドロ・アレマン
「戻ってこられてとても嬉しいです。まるで僕がここを去っていなかったかのように皆がとても温かく迎えてくれました」
「ここパテルナでは7年半過ごして、選手としても人間としても成長しました。そして1年間ですが、国外での経験は人として成熟するために役立ったと思います。どれだけ成熟したか、今度はその点もピッチで見せたいと思っています」
「コーチングスタッフは僕のことを知っていますし、すぐに適応できると思います。チームが必要としている経験を還元して貢献したいですね」
「シーズンはとても長いです。そしてバレンシアのアカデミーには常に質の高い選手がそろっています。フベニールから上がってきた選手たちに加えて僕らの経験があれば、残留を達成できると信じています」
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ペドロ・アレマン (プロフィール)