VCFメスタージャのMFアサエル・ガルシアがガリシア州のクラブ、ポンテベドラCFに半年間のレンタル移籍をすることになりました。

残留争いに巻き込まれている今季のVCFメスタージャは、シーズン後半戦の巻き返しのために新たな選手を加えることを計画し、そのために既存選手を放出して登録選手枠・予算枠に空きを作る動きを進めています。

ここまで、中盤にセサル・モレーノとペドロ・アレマンを加え、ジェジュをヘタフェに放出しました。また、負傷で長期離脱しているシモン・ルカの選手登録も抹消しました。そして次の放出は、中盤の選手で最も出場機会の少ない選手の一人である、アサエル・ガルシアです。

ガリシア州ルーゴ出身のアサエル・ガルシアは昨季、バレンシアのフベニールAに入団しました。

昨季のリーグ優勝を経験し、今季VCFメスタージャに昇格。マルティン・テホンがトップチームに呼ばれていたシーズン序盤は多少の出場機会を得ていたものの、日にちの経過とともに彼の出場時間は無くなり、関係者全員が「レンタルでプレー時間を増やし、彼に自信を与える」という考えに至りました。

ルーゴ時代に見せてきたハイパフォーマンスのおかげで、ポンテベドラCF、CDルーゴ、SDコンポステーラなど故郷ガリシア州のいくつかのクラブが彼に関心を持ち、オファーを打診してきました。その中から選ばれたのはポンテベドラでした。アサエルはRFEF3部リーグで残留争いをしているポンテベドラのBチームの一員となりますが、同時にRFEF2部で戦っているトップチーム昇格を目指します。

クラブとアサエルの契約は2024年6月までとなっていましたが、クラブが選手の将来を"コントロール"するために、今回アサエルとの契約を1年延長し、契約は2025年までとなりました。また、成績に応じて契約を2年延長するオプションもついています。

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アサエル・ガルシア (プロフィール)