クラブがスーペルコパ2020の賞金の公正な分配を求めてRFEFを訴えていた件について、RFEFと和解（法定外合意）したことを公式発表しました。

今回の和解によりバレンシアは、バルセロナ、マドリー、アトレティコとの賞金分配の差額を補う補償金を受け取り、訴訟を取り下げることになります。これにより2020年6月から続いていた3年以上の裁判が終わりました。

2020年1月、初めてサウジアラビアで開催された4チームでのスーペルコパ・デ・エスパーニャに国王杯王者として参加したバレンシアですが、同大会の賞金分配があまりに不平等（バルセロナとマドリーは600万ユーロ、アトレティコは400万ユーロ、バレンシアは170万ユーロ）であったため、RFEFを告訴していました。

今回の合意内容は非公開とされていますが、バレンシアの関係者によると、今後の同大会の賞金分配基準が変更されるとのことです。

また、バレンシアはこの一件の解決を持って、近年何度も論争をもたらしたRFEFとの関係が正常な状態になることを望んでいます。

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