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スーペルコパ2023の賞金分配について

3年前、初めてサウジアラビアでスーペルコパ・デ・エスパーニャ開催されることになった際に、大会の賞金分配が校正ではないとしてバレンシアが抗議の声を挙げましたが、今回の大会についても国王杯王者として参加するベティスが、バレンシアと同様に抗議の声を挙げました。

スーペルコパ2023の賞金分配について

先月開催されたベティスの株主総会で、アンヘル・アロ会長は「最も勇敢な決断は大会に行かないことだったでしょうが、私たちは責任を負わねばなりません。賞金分配は不公平だと思います。国王杯の勝者として参加する私たちが得られる金額は準々決勝で敗退したチームの収入のように見えます」とコメントしました。

今回のスーペルコパ開催で、主催のRFEF(スペインサッカー連盟)はサウジアラビアサッカー連盟から4000万ユーロの収入を得ます。そのうち半分の2000万ユーロをRFEFが受け取ります。また、ジェラール・ピケが代表を務めるコスモス社がサウジアラビアサッカー連盟との仲介手数料として400万ユーロを受け取ります。

残りの2000万が、各クラブに支払われる賞金となります。El Desmarqueによると、大会参加賞金が

レアル・マドリー 280万ユーロ
バルセロナ 280万ユーロ
バレンシア 170万ユーロ
ベティス 75万ユーロ

となっており、決勝進出チームに+100万ユーロ、優勝チームにはさらに+100万ユーロが支払われます。

国王杯に優勝したベティスが準優勝バレンシアの半額以下という点も理解しがたい点ですが、メディア各誌はピケの会社がバレンシアの約2.3倍、ベティスの約5.3倍の金額を受け取るという点も強調しています。バレンシアとベティスは、スーペルコパに優勝した場合でも得られる賞金の合計額がピケの会社より少ない額となります。

バレンシアはこの一件について、公正な経済的補償を求めて2020年6月にRFEFを告訴しました。パンデミックとRFEFの妨害により手続きがなかなか進みませんでしたが、2年半が経った昨年12月にマドリードの商業裁判所がバレンシアの主張を認めたため、法廷の場で争われることになります。ベティスは今のところ法廷に持ち込むつもりはないようです。

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