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バラハ監督と契約延長、最初のコメント
クラブはバラハ監督と2025年6月まで2年契約延長したことを公式発表しました。
クラブと"ピポ"・バラハ監督は交渉の最初から、共に契約を継続する方向で動いていました。そして約1週間が経過し、全てが完了しました。
クラブはピポからの「バレンシアニスタの皆さん、一緒にプレーし続けよう」というメッセージを添えたビデオを通じて、以下のように公式発表しました。
「バレンシアCFはルベン・バラハと今後2シーズン、2025年6月30日までトップチームの監督を続けることで合意に達した。
バラハが2月14日にベンチ入りした時、チームは順位表の下から3番目という状況にいましたが、彼は非常に複雑な状況を逆転させました。彼の優れたリーダーシップとパーソナリティは、成績不振に陥っていた選手たちのダイナミクスを変える鍵となりました。彼のハードワークと最大限の献身によって、バレンシアは17試合で勝点22を追加し、チームは降格圏から抜け出すことが出来ました。
"ピポ"は2度のリーグ優勝、UEFAカップ、UEFAスーパーカップ、国王杯を勝ち取った、バレンシア史上最高の実績を持つ選手のひとりであり、完璧なレジェンドのひとりです。クラブとファンからの完璧な認知、ブランキネグロのシャツを着ることが何を意味するのかを認識していること、そしてそれを守ることに伴う誇りと大きな経緯は、彼がこの数か月間選手たちに伝えてきた要素です」
バラハ監督は自身のSNSで以下の通りコメントを出しています。
バラハ監督
「とても幸せな日です。同時に何よりも責任を感じています。私が断言できるのは、バレンシアとバレンシアニスモに相応しい変化と成長の道を一緒に歩むために、多くの要求があるということだけです。今から一生懸命働き続けます！AMUNT！」
Diario ASに契約延長公式発表後のバラハ監督のコメントが載っていましたので紹介します。
──契約延長を終えて今の気分はいかがですか？
「バレンシアで仕事を続けられるというチャンスを得られて幸せに思います。楽観的にかつ熱意を持って、ゼロからプロジェクトを始めるたいとずっと思っていました」
──シーズンの最初から仕事を始めたかったのですか？
「早く仕事に戻りたいという、ゼロからスタートしたい、バレンシアのために何か素晴らしいものを築きたいと思っていました。だからこそ契約延長することを決断したのです」
──監督を続けるにあたってクラブからの信頼は重要でしたか？
「どの監督にとってもそれは重要なことでしょう。昨季のこと、そしてこれから起こり得ることについての知識を持って、野心にあふれ、努力を惜しまない選手たちで構成される、競争力のあるチームを構築していきたいと考えています。良いチームを作って成長していきたいです」
──どんなバレンシアにしたいですか？
「歴史的にバレンシアは、チームということの意味を理解している時は良いチームがありました。ブロックがあり、誰もが自分の役割を理解しているという状態のことです。バレンシアの選手たるもの、最大限の力を出し切れる存在でなくてはなりません。チームを強くするために全力で働かなければなりません。このクラブは、成長のために選手たちに最大限の野心を求めます」
──来季の目標はどこに設定しますか？
「クラブが定義しなければならないことがいくつかあり、そのひとつが目標です。自分たちがどこから来て、どこに行くのかを定めることが重要です。目標は明確で達成可能でなければなりません。チームを作る時は、非常に細部までこだわる必要があります。私たち全員がチームの置かれている状況を理解して、努力をしなければなりません。ファンは彼らがクラブにとって主要な資産であることを理解しており、私たちは努力と自分たちの軌跡で、彼らのサポートに応えなければなりません」
──選手たちへのメッセージはありますか？
「ハングリー精神があり、野心とエネルギーを持っている選手を私は求めています」
──クラブはあなたを信頼しているように見えます。
「この数か月間で学んだことが経験として役立つはずです。そこからバレンシアというクラブの特異性を理解しなければなりません」
──この先、どんな挑戦が待っているでしょうか？
「野心的でありつつ、現実的な目標を持ってバレンシアを成長させることを目指します。重要なのは自分たちの出発点を知ることですが、成長するには野心的でなければなりません」
──クラブは今、来季のメスタージャの年間シート購入キャンペーンをしています。
「メスタージャはいつものようなリアクションをしてくれています。ファンはとても巨大な存在で、メスタージャはもちろんアウェーでも私たちをサポートしてくれる、それは本当に価値のあることです。私たちは自分たちを助け、励ましてくれるファンを大切にしなければなりません。彼らがチームに誇りを持てるように、毎試合良い試合をしなければなりません」
──道でファンに何と声をかけられましたか？
「ありだとう、と。とても多くの愛情を受けました。私たちは目標を達成し、皆はそれを高く評価しています。しかしそれは過去のことであり、私たちは先のことに目を向けなければなりません。楽観的に、そして現実的に」
