ラ・ヌシア戦を終えてガブリエウ・パウリスタのコメント(2023/1/3)
ラ・ヌシア戦後のガブリエウ・パウリスタの公式会見です。試合自体が快勝だったこと、試合への注目度が低かったこともあり、ガブリエウ個人への質問が多くなりました。
──今日のコンディションはいかがでしたか?
「今日はとても良かった。昨季から困難な時期を過ごしてきたからね。今季は良いプレシーズンを過ごしたのに、シーズンが始まってからまた不快感に悩まされた。今、僕は働かなければならないし、監督の決断を尊重し、チームメイトを尊重しなければならない。再び最高のレベルでプレーできるようにベストを尽くすよ」
──自分がバックアッパーとなったと感じていますか?
「尊重はするけど、受け入れてはいないよ。今の役割に満足するつもりはない。このクラブでずっとやってきたように働き続けなければいけない。その役割を受け入れてしまうと気が緩んでしまうからね。僕は絶対に受け入れない。僕には今季の残り半年と、あと1年契約がある。一生懸命練習して選手起用について監督を悩ませるつもりだ。コンディションも良いし、監督が僕に改善してほしいと思っている部分を改善しているよ」
──バレンシアを離れることを考えることはありますか?
「いや、契約が終わるまでバレンシアでプレーしたい。ここを去ることは考えてないよ。レギュラーに戻ること、それをバレンシアで実現することしか考えていない。このクラブとこの街が僕にとって最高なんだ。僕の家族が満足していることも重要だ。家族が生活に満足している時、僕らはより良い仕事ができるものだからね」
──あなたはロッカールームで重要な存在です。しかしあなたのチームでの役割が変わりました。監督とは個別に話していますか?
「今の僕が幸せな状態だとは言えない。ベンチに居ることは好きじゃないから。でも僕は両親から謙虚であれという教えを受けているので、監督と話して改善すべき点について質問したり相談したりしている。監督やコーチングスタッフはビデオを使って僕がしなければならないこと、監督が求めて居ることを説明してくれる。だから僕はそれに適応しなければならないし、毎日そのために努力してるんだ。僕はキャプテンのひとりなので、チームメイトにたくさんポジティブなことを伝えようともしているよ。特に何かが足りずに非常に痛い敗戦を喫した前節ビジャレアル戦の後などは特にね。チームメイトを助けるために、もちろんピッチの中でも多くの仕事をしなければならない」
──怪我は既に完治していますか?重要な選手に戻るために欠けているものは何でしょうか?
「監督は僕が重要な選手だと伝えてくれる。そうでなければ強い個性を持つ彼は、はっきり構想外だと僕に言ってくれると思うよ。試合の順番は覚えていないけどマジョルカ戦、エルチェ戦でプレーして...エルチェ戦はコンディションが良くなかったけど、マジョルカ戦では良かったはずだ。バルサ戦はとても良い試合をしたけど、レアル・ソシエダ戦でまた怪我をした。今はもう大丈夫。ワールドカップ中に回復したよ」
──バレンシアにとって1月が重要であることは知っていますよね?
「ホームゲームが重要だ。メスタージャはファンと一体になって、僕らにプラス・ワンを与えてくれる。敗戦の後はとてもつらいけど、今日のコパの勝利が僕らに少し自信を与えてくれるはずだ。ビジャレアル戦で起きたことは忘れなければならない。僕らは勝たなければならないのだから。相手に敬意を払ったうえで、相手に打ち勝つことが僕らの義務だ。そして目標からはそれほど遠ざかってはいないと思ってるよ」
──その目標はヨーロッパカップ戦出場を指しているのだと思います。選手の補強により、そこに到達できるでしょうか?
「僕らはあらゆる面で改善を続けているが、補強についても多くの話がある。新しい選手たちは監督が求めているものにできるだけ早く適応し、僕らの目標達成をサポートしてくれるだろう。そう思っているのは僕だけでじゃなくチームメイトもだよ。僕らが目標達成できること、良いチームがあることを伝えてそのポジティブな気持ちを皆が汲み取ってくれている。僕らには信じる力がもっと必要だ。最終的に目標を達成できると信じてるよ」
──ヨーロッパカップ戦出場について目標から遠くないと言いましたが、監督は勝点40を目指すと言っています。選手たちはどう考えているのですか?
「さっきも言った通り目標達成を信じなければならない、ということをチームに伝えようとしている。ヨーロッパカップ戦は美しく、リーガとはまた異なる大会だ。そこに到達することが僕らにとって特権となる。若い選手たちは契約をアップグレードできるしね。チームはこの目標を念頭に置いている。そのために働き続けているんだ」