マルコス・アンドレがスペイン市民権を取得
昨日、マルコス・アンドレがバレンシア県北部の街:リリアの法廷でスペインの憲法に誓約してスペインの市民権を取得──いわゆる二重国籍者となりました。
2015年の3月にセルタBに加入するためにスペインにやってきたマルコス・アンドレは、継続して8年弱スペインに住んでおり、スペインの市民権を取得するための資格を手にしていました。
今回の市民権取得により、このブラジル人ストライカーはEUパスポート保持者となりました。ラ・リーガでは各チームのEUパスポート非保持者枠(いわゆる外国人枠)は3人までという制限がありますが、開幕後にマキシ・ゴメスが退団したこと、そしてマルコス・アンドレが今回の手続きを終えたことで、バレンシアの外国籍選手枠はサムエウ・リーノのみとなりました。これによりバレンシアは、新たに2人のEUパスポート非保持者をチームに加えることができるようになり、冬の移籍マーケットでより多くの選択肢を保有できることになります。
また、マルコス・アンドレ自身にとってもスペイン市民権取得は、ヨーロッパでプロとしてのキャリアを続けるうえでメリットとなります。EUパスポート非保持者枠を占有しない選手であることで、彼の獲得に興味を示すクラブもこれまでより増えることは確実でしょう。
マルコス・アンドレ
「とても嬉しいよ。夢が叶ったんだ。長い間求めていたことで、やっと実現した。僕がこの市民権を求めていて、重要なことだということを沢山の人が知っていた。だから皆が僕を祝福してくれた」
「これは僕にとってもクラブにとっても良いことだ。僕がここに来ると決まった時から、クラブがずっと求めてきたものだからね。誰もが満足しているし、これでクラブは(補強について)より多くの扉を開くことができる」
「スポーツ面でも個人的にも今はとても幸せだ。国籍を取得するという重要なことを成し遂げた今、文句を言うことなんてできないよ。いろいろなことがとても順調に進んでいる。とても幸せだ」