ユヌス・ムサがアメリカの年間最優秀若手選手に選出される
ユヌス・ムサの歩みは留まることを知りません。この20歳のアメリカ人MFは、ガットゥーゾ監督のエンジンルームの必需品であり、カタールで輝きを見せた若手選手のひとりです。これらの活躍は北米のサッカーファンにも認められ、彼は2022年のアメリカの年間最優秀若手選手に選出されました。
2020年のA代表デビュー以来、ユヌスは3年連続でこの賞の候補者にノミネートされていました。2021年にアメリカ代表でのレギュラーとなり、昨年、ワールドカップでの10代でスタメン出場、1大会で数試合に出場を記録した初のアメリカ代表選手となりました。
パブロ・ロンゴリアがアーセナルから連れてきて以来、ユヌスは猛スピードで成長しています。バレンシアは最近、2026年までの長期契約と1億ユーロの契約解除金で彼をホールドしました。メスタージャのファンは自分たちの4番を付けた選手が誰にとっても、特にプレミアリーグのクラブにとって唾を付けたい存在であることを既に知っています。
ユヌスは昨季36試合に出場しました。今季は既に15試合でプレーしており、そのうち13試合がスタートからの出場です。カタールではアメリカが戦った4試合のほぼ全てに出場し、ベスト16に進出しました。彼がプレーしなかったのは大会初戦のウェールズ戦での15分間のみです。彼の持つポリヴァレント性とフィジカルコンディションは、彼をチームで最高の選手のひとりに押し上げました。
ユヌス・ムサ
「今年の最優秀若手選手に選ばれたのが自分だと思うと頭がおかしくなりそうです。この賞を受賞することは本当に大きな栄誉です。監督、チーム、アメリカから信頼を与えてもらい、この若い年齢で多くの試合でプレーすることが出来ました。謙虚に自分のやり方を続け、より多くのことに挑むために一生懸命働き続けるつもりです。選手として改善を続けていきたいと思っています」
昨年のアメリカの最優秀若手選手として選出されたことで、彼に興味を持つクラブはさらに増えることでしょう。
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ユヌス・ムサ (プロフィール)