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ギジャモンと契約延長

ウーゴ・ギジャモン(22)との2026年までの契約延長が公式発表されました。これにより彼の給与と契約解除金も増額されます(額面は現時点で発表されていません)。

ギジャモンと契約延長

"Tiburon(鮫)"の愛称で呼ばれるギジャモンは、6歳でバレンシアに入団して以来、常に将来を嘱望されるカンテラーノのひとりでした。17歳の時にVCFメスタージャでデビューし、20歳でトップチームデビューを果たしました。そして現在、22歳で誰もが認めるチームのレギュラーのひとりとなり、スペイン代表にも選ばれています。

昨日月曜の朝、ギジャモンは同年代の多くの若者と同様に朝一番に大学に行き、バイオメディカル・エンジニアリングの授業を受けました。そして11時にパテルナ練習場に"出勤"。練習を終えた後にクラブのオフィスに行き、バレンシアとの契約を更新するための書類にサインしました。

今回のギジャモンとの契約延長交渉は、先日契約延長が発表されたママルダシュヴィリ以上に長い物語となりました。昨季も一年通してこのテーマは語られており、その中には一度合意した内容をピーター・リムの独断で破棄したという内容の報道もありました。

そして今夏、残り契約が1年を切ることもあり、ガヤ、ソレールと併せてギジャモンの去就は大きな話題となりました。特にアトレティック・クルブからのオファーは現実味を帯びたものであり、実際にギジャモンがこの夏にクラブを去る可能性もありました。しかしギジャモンは、度重なる交渉の延長に対して怒りを見せることもなく、"バレンシアに残りたい"という言葉だけを残して交渉の行方を待つ、無限の忍耐を見せました。

Diario ASによると、この契約延長交渉が長引いた要因のひとつに、彼のポジションチェンジによる"覚醒"も挙げられるようです。昨季の開幕時点ではセンターバックの選手として評価されていたギジャモンですが、ボルダラス前監督の手によってピボーテとして才能を開花させたことで、移籍市場での評価も一気に上がりました。そのため給与や契約解除金の額面を見直す必要性が生まれ、クラブと代理人の交渉に影響を与えたということのようです。

またクラブが5月の時点で、今季契約が切れる選手たちの去就についてガットゥーゾ監督の意見を聞いてから判断する方針でいたことも交渉が停滞した要因のひとつです。ただ、ガットゥーゾ監督は明らかにギジャモンを必要としており、この点については簡単な決定でした。今季のギジャモンはここまで全7試合にスタメン出場して3アシストを記録。Transfermarktの評価では市場価格は2500万ユーロまで上昇しています。

ギジャモンの契約延長の発表に併せて公開されたビデオの中で、ギジャモンは以下のように語っています。

「"家"とは、住んでいる場所でも生まれた場所でもありません。"家"とは成長する場所であり、最初の一歩を踏み出す場所であり、大切な人たちがいる場所です。そしていつでもリラックスできる場所であり、悪い時には避難できて良い時にはそれを祝える場所でもあります。"家"は全てになり得る場所。人生を映し出し、人生のハイライトであり、人生という物語の結果です。私、ウーゴ・ギジャモンにとって、メスタージャこそが私の"家"です」

これで今季契約が切れる残りの選手はガヤ、ジャウメ・ドメネク、トニ・ラト、ディアカビの4人となりました。ジャウメとは、彼の負傷の直後に契約延長に合意しており、膝の回復を待ってからの公式発表となるようです。そして、その次の合意はキャプテンのガヤとなりそうです。ガヤとの契約延長交渉も最終段階にあるようで、2028年までの5年契約を結ぶのではと報じられています。

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