プレシーズン初日、ボルダラス監督は自身のスタッフとして4人のコーチを連れてバレンシアにやってきました。

1人目は、現役時代に4度（アリカンテ、エルクレス、アルコジャーノ、エルチェ）ボルダラス監督の下でプレーした経験があり、現役引退後の2019年にボルダラス監督自身がヘタフェに連れてきた、絶対的な信頼を置くパトリ・モレーノ(44)です。彼はヘタフェ時代に続いて、バレンシアでもアシスタントコーチを務めます。

2人目は、ボルダラスの"右腕"として2009年から12年間コンディショニングコーチとして一緒に仕事をしてきているハビエル・ビダル(47)。これまでバレンシアにはなかった同職を務めることになるでしょう。

3人目は2018/2019シーズンにヘタフェでボルダラス監督のアシスタントを務め、直近2シーズンはアトレティコ・マドリーBの監督を務めたナチョ・フェルナンデス(48)です。彼もまたアシスタントコーチを務めることになるでしょう。

4人目は意外な人選となりました。これまでボルダラス監督と共に働いたことがないラス・パルマス出身のフィジカルコーチ、スソ・スアレス(49)です。故郷のラス・パルマスやテネリフェに加え、スパルタク・モスクワを含むロシアリーグの4クラブや、南アフリカのマメロディ・サンダウンズなどでフィジカルコーチやリハビリトレーナーとしてキャリアを積んできました。バレンシアではフィジカルコーチを務めることになります。

また、昨季トップチームでボロのアシスタントコーチを務めたハビ・ベンタ(45)は、VCFメスタージャのタレントマネージャーという職に就きました。同じくアシスタントコーチを務めたチェマ・サンス(51)は、イングランド・チャンピオンシップのシェフィールド・ユナイテッドの監督に就任することが発表されました。

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