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2019/20シーズンよりPumaとのサプライヤー契約へ

バレンシアは2019年6月までAdidas社とユニフォームサプライヤー契約を結んでいますが、クラブはこの契約を延長せず新たにPuma社と2022年までの契約を結ぶ方向で動いています。

2013年11月、当時の会長アマデオ・サルボ氏は、年間450万ユーロ(スポンサー料400万+スポーツ用品50万)を提供していたJoma社との契約を破棄して、Adidas社と年間170万ユーロの5年契約を結んだことを公式発表しました。

大幅なスポンサー料減額にもかかわらずバレンシアがAdidas社との契約を望んだ理由は、同社の世界的販売網です。クラブはJoma社とのスポンサー料の差額分を、Adidas社の販売網を活用したスポーツキットの売上増で補填できると判断しました。しかしながら、チームの低迷の影響も祟って売上は伸び悩み、クラブの目論見とは大きく外れる結果となりました。

ところが今季、状況は一変しました。チームが復活し来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得が濃厚となったことに加え、2017年7月~2018年1月のユニフォームの売り上げが前年比22%増と大きく伸びたのです。

これらの要素を交渉材料として、クラブはAdidas社に条件改善を要求しました。しかし、同社はバレンシアをレアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドのような優良顧客ではないと判断し、条件改善を拒否しました。そのためクラブはAdidas社との契約を終了させ、新たなメーカーを探すという決断を下しました。

メーカーを変える場合、デザインと生産の都合上、通常1年前から準備する必要があるため、クラブは今季中に新たなメーカーと契約合意に至らなくてはなりません。そんな中で、クラブは様々なメーカーと交渉を重ねてきました(その中には日本のUNIQLO社の名前もありました)。

今回、クラブが新たなサプライヤーに求めたのは、契約料金500万ユーロ。そして、もうひとつ「そのメーカーにとってのスペインでのメインクラブであるかどうか」という点でした。その観点からバルセロナ、アトレティコとの契約を持つNike、レアル・マドリーとの契約を持つAdidasは外れ、最終的にはエイバルとの契約を持つPumaとセビージャ、アトレティックとの契約を持つNew Balance、スペイン国内では契約を持たないUnder Armourが残りました。その3社の中から最終的にPumaが選ばれたようです。スポンサー料金についてはマルカの報道では400万ユーロ+インセンティブになるだろう、とのことです。

ただ、クラブ創設100周年を迎える来季の記念ユニフォームについては、契約の都合上、アディダス社が製作することになるでしょう。

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