エスパニェータさんがラジオ出演
バレンシアの生き字引でもある、用具係チーフのエスパニェータさん。17歳の時にバレンシアに就職してから勤続60年、今年の5月1日で御年77歳となりました。
そのエスパニェータさんがラジオ番組にゲスト出演し、クラブへの想いや数人の選手について話しました。
「儂は人生の全てをバレンシアに捧げてきた。このクラブ無しに生きる事は出来ない。ここは儂の情熱であり、儂の家なんだよ」
「これまで、選手達には我が子に接するのと同じように接してきた。」
「リカルド・アリアスは兄弟のような存在だ。世界中の黄金を手にするに値する人間だと思うよ」
「オタメンディは影のある獣のようなやつだ。儂はよく彼に"ヘイ、トロ!(雄牛・闘牛の意)"って声をかけてるよ」
「アルカセルは普段は空気みたいな存在で、ガヤは彼よりさらに控えめなタイプだね。だが、2人ともピッチの中でも外でも常にクラックだよ」
「ムスタフィは8ヶ国語を話すんだ。今は彼にバレンシア語を教えてるところだけど、既に儂より良い発音をしてるな」
「ラファ・ベニテスは間違いなくクラックだった。不運だったのは彼が監督をしている時のクラブのGMがジョレンテだった事だ。儂は2人の関係を改善したかった。ジョレンテがその思いを儂に話してくれる日を待っていたが、その日は来なかった。結果、最悪の状態で2人は別れる事になってしまった」