セビージャが、今季いっぱいでバレンシアとの契約が満了となるマドゥロと、来季からの3年契約を結んだ事を発表しました。今日、正式なサインが交わされるそうです。

今季、ケガの影響もありほとんど出番のなかったマドゥロに、ジョレンテ会長は契約延長のオファーを提示していました。しかしそのオファーが出されたのはつい先月の事で、しかも単年契約。これをマドゥロが断った事でクラブは改めて2年契約を提示しましたが、マドゥロは契約延長を固辞していました。その後、エメリ監督が来季から就任するスパルタク・モスクワからオファーが届いていたと言われていますが、このオランダ代表選手は、慣れ親しんだリーガで、そして自身をより高く評価してくれたセビージャと契約する事を選びました。

バレンシアはこれまでずっと、マドゥロを「有能な12番目の選手」として評価してきました。しかしマドゥロは、代表チームでのポジションを確実にするために、継続して出場機会を得られるクラブへ行く事を希望しており、バレンシアではその希望を満たせないと判断したようです。

マドゥロは4年半の在籍で、公式戦112試合に出場、3ゴールを決めています。

関連記事
ヘドヴィヘス・マドゥロ(プロフィール)
クラブがマドゥロに契約延長のオファー