ラバのプレゼンテーション、入団会見
昨日、新加入のダニ・ラバのプレゼンテーションが行われました。

プレゼンテーションには、昨年のDANAで被害を受けた街の一つアルダヤで、泥だらけの路上でサッカーをする姿がSNSで話題となった4人の少年が招待されました。また、同じサンタンデール出身でかつてバレンシアのシャツに袖を通したセルヒオ・カナーレスからのビデオメッセージも披露されました。
以下、ラバのコメントです。
──バレンシアの選手となり、このクラブやファンを代表することは、あなたにとって何を意味しますか?
「バレンシアを代表することは、サッカーの歴史を代表することであり、国内レベル・世界レベルでこのクラブが象徴しているものを代表することを意味します。このユニフォームを着られることをとても嬉しく、そしてとても誇らしく思います。シーズンが始まり、メスタージャで最初にこのユニフォームを着られる日を楽しみにしています」
──バレンシアを選んだ最大の決め手はなんですか?また、契約までの経緯を教えてください。
「シーズンが終わる前から、コロナとコルベラン監督と連絡を取り合っていました。彼らは、どれだけ僕を必要としているかということを熱意をもって示してくれたので、迷うことなくバレンシアに行くことを決めました。バレンシアがどのようなクラブであるかを誰もが理解しているからこそ、バレンシアを選びました」
──目標はなんですか?
「監督やコロナ、そしてチーム全員の目標は昨季前半のような苦しみを繰り返さないことです。僕自身はここに来たばかりなので、具体的な目標は言えませんが、少しずつ状況がわかってくると思います」
──コルベラン監督にはどんな印象を持っていますか?
「今日、初めて会いました。監督については、チームメイトから良い話ばかり聞いています。非常に計画的で優れた監督であり、とても親しみやすい一面もあります」
──クラブのプロジェクトについてどんな説明を受けましたか?
「ここ数年は状況が変わってきましたが、それでもバレンシアのようなクラブが目指すべきものは誰もが知っています。僕はここでチームに貢献し、人としてもプロとしても成長し、チームが最大限成長することを助けていきたいと考えています」

──あなたが最も得意なポジションはどこですか?
「FWでプレーしているときは快適です。アグレッシブにDFラインを突破し、アシストをし、ゴールに近づくことができます。自分が貢献できる要素はたくさんあると思います。まだ一日しか練習していませんが、練習を重ねていくうちに監督が僕のプレースタイルと僕の能力を最大限に引き出せる場所を選んでくれるでしょう」
──バレンシアのプロジェクトを進める上で、時間と補強が必要だと思いますか?
「シーズン前半のバレンシアは危機的状況にありましたが、その後立て直したことは高く評価されるべきです。簡単なことではありません。後半戦のバレンシアはチャンピオンズリーグに出るレベルのチームでした。今、その時とほぼ同じメンバーがいます」
──若い選手たちが多数を占めるチームに来て、自分に求められることを認識していますか?
「自分はプロの選手として成熟する段階にいると思っています。ピッチの中でも外でもチームに貢献するためにここに来ました」
──ロッカールームの印象はどうですか?
「個人的な知り合いはいませんでしたが、長年対戦してきたので多くの選手を良く知っています。バレンシアはいつでも全員が団結していてとても良いチームです」
──対戦相手として訪れたメスタージャはどうでしたか?
「相手チームの選手としてきた時、90分間ずっとスタンドからのプレッシャーを感じていました。ホームチームとしてはとても感動を覚えるスタジアムであり、アウェーチームとしてはプレーするのが難しいスタジアムだと思います。今季はメスタージャを要塞にしなければなりません。それができれば相手チームは僕らに勝つことが難しくなります」
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ダニ・ラバ (プロフィール)
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