フルキエと契約延長
契約が今季いっぱいとなっていたフルキエ(32)と2027年までの契約延長で合意したことが公式発表されました。

2021年にバレンシアに加入して以来、のフルキエはシーズンを重ねるごとに評価を上げてきました。特にティエリーが長期離脱となった今季後半戦は、コルベラン監督のもとで絶対的なレギュラーとして攻撃の厚み、堅実な守備、経験をチームに還元してきました。
フルキエとの契約延長交渉は今年の冬から始まりました。クラブからの減俸要求を受け入れる代わりに2年契約を求めたフルキエに対し、クラブは1年契約+成績に応じた1年延長オプションという条件を譲らなかったため、一時は決裂したかに思えました。
しかし、シンガポールでの会談で全てが変わりました。フルキエを高く評価しているコルベラン監督は、この会談の場でクラブのオーナーたちにこのグアドループ人サイドバックの必要性を強く訴え、説得しました。そしてキアト・リム会長とロン・グーレイCEOがその要求を受け入れ、最終的にクラブがフルキエに2年契約を提示したことで、合意に至りました。
バレンシアの公式発表の数分前に、クラブはウーゴ・ドゥロのショートメッセージ動画をSNSに投稿することでファンの期待を煽りました。現在、タンザニアにバカンスに出かけているウーゴ・ドゥロは、動画内で「みんな、僕は全てを知っていると言っただろう?」とコメントし、フルキエとの2ショット写真をアップロードしました。その数分後にクラブの公式発表が出されました。
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ディミトリ・フルキエ (プロフィール)
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