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コルベラン監督のアトレティコ戦前日会見(2025/2/21)

コルベラン監督がアトレティコ戦前日会見に出席しました。アトレティコとシメオネ監督の称賛、サディクやイバン・ハイメのスタメン起用の可能性、審判への圧力問題などにも答えています。

コルベラン監督のアトレティコ戦前日会見(2025/2/21)

──今週の練習でハビ・ゲラ、ディアカビ、ガヤが何日か全体練習から外れていたのは何故ですか?
「週の途中では選手のニーズに応じて、不可を調整します。ゲラはビジャレアル戦の前に多少の違和感を抱えていましたが、プレーには影響ありませんでした。ガヤについては過負荷の状態なので、負荷を軽減するように心がけています。ディアカビは長いこと戦列から離れていましたので、常に個別に負荷を調整していきます。つまり3人とも怪我をしているわけではなく、アトレティコ戦では全員が出場可能です」

──あなたのチームは直近6試合で勝点11を得て自信を得ました。アトレティコは6試合で得た勝点は9です。彼らと対戦するには良いタイミングでしょうか?
「私たちは全ての試合に同じ熱意、準備、野心を持って臨みます。サッカーで大切なことは今現在だけだと自覚することです。過去は修正したり学んだりするために役立ちます。しかし、サッカーで大切なことは今現在、目の前の試合、そしてチームが目標を達成するために全力を尽くすことです」

──シメオネ監督はバレンシアはとても高いインテンシティーを持った別のチームに生まれ変わった、と言っていました。その評価はあなたに自信を与えますか?
「インテンシティーとアグレッシブ性を備えれば競争力が高まり、攻撃と守備がうまくいけばバランスが取れます。ひとつひとつの試合を活用して向上し、成長していくことが大切です」

──ディアカビについて、彼が欠場期間の長さが原因で再発したり、筋肉系統の負傷をする恐れはありますか?
「ひざの状態をチェックすることが重要です。私たちは、彼がどれだけの負荷に耐えられるかを確認し、ピッチ内外で分析します。重要なことはチェック、コントロール、進化の問題です」

──チームの状態が上向き、選手たちは緊張感から解放されましたか?
「これまでの試合で良い結果を残したことはチームの自信を深めるのに役立っていますが、何よりも彼らはベストを尽くすことに集中しています。今のチームには私が望むインテンシティーがあります」

──あなたがこれまでに話してきた残留に向けての"大逆転マラソン"は、シメオネ監督の"パルティード・ア・パルティード"と通じる部分がありますね。
「サッカーにおいて唯一の真実は、全ての試合が異なるということです。次の試合よりも重要な試合はなく、過去は過去であり、未来は存在しないからです。シメオネ監督が有名にしたそのメンタリティー以外のものは存在しません」

──かつてアトレティコは、シーズンの途中でシメオネ監督を迎え、状況を好転させました。シーズンの途中で状況を変えるために新たな監督を迎えることの重要性は何でしょうか?
「シメオネ監督のキャリアは驚異的なものです。私の記憶が正しければ、彼がアトレティコに戻ってから13年が経過し、その間、常にリーガで上位にいました。13年間同じクラブで監督を務めることは現代サッカーでは珍しいことです。この13年間で多くの甘い時間・苦い時間を経験し、彼は常に選手たちから最大限の力を引き出そうとする姿勢を見せてきました。今、アトレティコについて話すことはシメオネ監督について話すことを意味します」

──あなたはどうでしょうか?
「私がどのくらいここにいるか、について聞いていますか?私は非常に大きな熱意と献身性を持っていると思いますが...目標を達成し、このクラブの偉大さを取り戻すために、これ以上の献身性はないと信じて毎日働いています。そして私は将来ではなく今を生き、今に全力を尽くします。今私が抱えている責任と熱意は皆さんが想像できないほどに大きいものだからです」

──シメオネ監督の13年の在任中、バレンシアには17人の監督がいました。この状況をどのように評価しますか?
「それはデータに則った事実ですね。他のクラブでどのようなデータがあるのか私は知りませんが、少なくともシメオネ監督のケースは例外であり、一般的なことではありません」

──前回のメスタージャでのアトレティコ戦は完勝と言える内容でしたが、直近20回の対戦でそれが唯一の勝利でした。当時、バラハ監督はアトレティコは別のリーグにいると言っていましたが、あなたもそう思いますか?
「アトレティコは偉大過ぎるチームです。彼らがリーガ、国王杯、チャンピオンズリーグと3つのコンペティションで優勝を目指せるチームになったのは偶然ではありません。シメオネ監督がいかに素晴らしい監督であり、彼らがいかに素晴らしいチームを持っているかを物語っています。...ただ今回、私たちにはメスタージャがあります」

──アトレティコはバリオスとコケが欠場しますが、誰がそのポジションを埋めるでしょうか?今回の対戦ではそこがウイークポイントになりますか?
「アトレティコには専門性と汎用性を兼ね備えた他のMFがいるので、その2人が欠場したところでウイークポイントになるとは思いません。3つのコンペティションに参加するというのは、それだけのリソースがチームにあるからです。誰が出場しても彼らは素晴らしいチームであり続けると思いますし、私たちも素晴らしい準備をし、素晴らしい姿勢で、望む結果を手にしたいと思っています」

──サディクのスタメンなど選手の入れ替えを考えていますか?
「選手たちは、ピッチでのパフォーマンスが高まれば高まるほど、より多くの出場時間を得ることになります。最初から試合に入る人も、途中から入り試合を終える人も同じくらい重要です。チームにとって重要なことは試合の局面ではなく、試合終了時のスコアだからです。サディクに関していえば、ウーゴ・ドゥロと一緒にプレーすることも出ますし、(ラファ・)ミルと一緒にプレーすることもできます。それに10番の選手とだって一緒にプレーできるでしょう」

──イバン・ハイメをスタメン起用する可能性はどうでしょうか?
「今、答えた通りです。私は試合の最初からプレーする選手も、途中から入る選手も同様に、試合でのパフォーマンスを高く評価します。チームの全員が最初からプレーするオプションを持っています」

──レアル・マドリーがムヌエラ・モンテーロ主審に圧力をかけました。審判団にかかる圧力をどのように考えていますか?
「私は常に2つの側面で考えてきました。ひとつは審判の仕事の難しさ、その瞬間、瞬間で判定を下すのは非常に難しいことであり、意思決定プロセスに携わるすべての人間には間違いが必ず存在するということ、もうひとつは、この仕事においては職務を遂行する際には絶対的な公平さが必要だと信じているということです。それが私の信念です。私たちコーチ陣も選手たちも誰もが試合で間違った判断をするように、審判も間違いを犯します。新しい技術を使用してそれを減らす試みは行われていますが、その仕事も非常に難しいですね」

──あなたは就任から2ヶ月で既にバルセロナ、マドリー、アトレティコとの試合を準備してきました。アトレティコにはどのような準備をしてきましたか?
「全てのライバルチームはそれぞれ独自の特徴と独自の戦術パターンを持っています。戦力でいえば、アトレティコはバルセロナやマドリーと同じレベルです。チームと監督の能力を見れば、誰もがそう言うでしょう。アトレティコも他のライバルチームと同様に全てが要求されるチームです。あらゆる瞬間で最大限の緊張感、エネルギー、積極性を発揮しなければなりません。集中力が1000分の1でも失われる余地はありません。わずかでも失ってしまったら、それを利用する相手選手に対して解決策が無くなるからです。常に警戒していなければなりません」

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