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ガヤの公式会見(2025/1/23)

怪我から復帰し、セビージャ戦、ラ・レアル戦と圧巻のパフォーマンスを見せているキャプテン、ガヤが1月23日の練習後にパテルナ練習場のプレスルームで公式会見を行いました。

ガヤの公式会見(2025/1/23)

──ラ・レアル戦での重要な勝利がありました。残留を信じる根拠は何ですか?
「可能だと信じる根拠はたくさんあります。僕が毎日の練習で目にしているものもそのひとつです。チームが自信を持って、この状況を変えるという野心にあふれていることがよくわかります。コルベラン監督の新しいアイデアに沿って仕事を続け、改善し、それをピッチの上で反映すること、それが僕らが進まなければならない道だと思っています」

──今季のバルセロナは二面性があります。どのような準備をしますか?
「最高のバルセロナを迎え撃つ準備をします。先日のチャンピオンズリーグでは、最後にリサイタルを見せました。彼らが自分たちをいかに信じているかが示されたと思います。バルセロナにはフリック監督の要求に適応する方法を知っている素晴らしい選手たちが居ます。非常に積極的に前に来る素晴らしいチームです」

──バルセロナ戦ではスペイン代表のチームメイトだったラミン・ヤマルと対戦します。彼は現在世界最高の選手でしょうか?
「世界最高かはわかりませんが、最高の選手のひとりであることは間違いありません。彼が16歳で初めて代表チームに来た時、彼を見て感銘を受けたことを覚えています。その時に僕は、彼が一つの時代を築くだろうと言いました。きっと築くでしょう。彼は非常に若く、その可能性には限界がありません。彼のような選手と対戦するのはいつでも楽しみですね」

──ヤマルについて強調したいことはありますか?
「沢山の人が常にビデオで研究し、彼の映像をかなり見ていると思いますが、彼にプレッシャーをかけた方が良いのか、スペースを与えた方が良いのか、誰もわかりません。素早くプレスしても両サイドを使われてしまうし、彼にスペースを与えれば彼もスピードに乗ってくるからです。重要なことは、積極的にプレーして、彼を後ろ向きに走らせることだと思います」

──コルベラン監督はチームにどのように貢献していますか?
「チームに新しいアイデアを持ち込んでくれました。コルベラン監督は、試合の両面で優位に立つチームを好みます。ボールを持っていない時は相手に激しくプレッシャーをかけ、ボールを持った時はコンビネーションとダイレクトプレーを組み合わせた推進力のあるプレーをしようとしています。僕らにはスペースを上手く使える選手たちが揃っていますので、バラハ監督の時の良いプレーを維持しつつ、ボールの扱いをもう少し改善する必要があると感じています。これからもその路線を継続しなければなりません。それに加えて今の僕らはボールを持った時に常に相手のゴールを狙う、より大胆なチームになりました」

──3月にメスタージャで代表戦があります。戻りたいですか?
「スペイン代表は常にモチベーションのひとつであり、誇りの源です。自分の国を代表できることは最高の栄誉ですし、僕もそうありたいと思っています。でも、僕の優先事項はバレンシアに集中し、状況を好転させることです。できると信じています」

──ロッカールームはどうですか?
「先ほども言いましたが、ロッカールームの誰もが信じています。進むべき道が何であるか、何をしなければならないかははっきりしていて、毎日の仕事に集中するべきだと考えています。コルベラン監督は就任時に、"選手たちが毎日成長するためにパテルナに来て、より良い選手になって帰っていくことを望んでいる"と言いました。今の僕らはまさにそれを実行しています。一生懸命に働いて状況を改善するためにここに居ます」

──あなたは怪我で長い期間離脱しました。完全な状態に戻りましたか?
「状態はすごく良いです。ここ数ヶ月は何よりもピッチに立てず、チームを内側からサポートできなかったことで非常に難しい時間を過ごしました。この数か月間、努力を続けて怪我を治しました。この大きな怪我は僕にとっても学びの経験となりました。これからペースを上げていかなければなりません」

──怪我から復帰してすぐに怪我という状況を何度か繰り替えしました。恐怖が頭に浮かぶことはありませんか?
「全くありません。結局のところ、怪我はコントロールできるものではなく、最悪のタイミングで起こります。僕はこれまでのキャリアで多くの良い瞬間を経験し、多くの試合をプレーしてきたので、自分自身を良く分かっています。僕がピッチに出るときは楽しむために、そして僕が最も好きなサッカーをするために出ているのであり、恐怖を感じることはありません。今回の怪我は手術を受けなければいけなかったので何ヶ月も休むことになってしまいましたが、これまでの全ての怪我が自分の学び・成長に繋がっています。フラストレーションを感じることはあっても、決して恐れることはありません」

──既にチームを信じることをやめてしまった人も居ると思います。彼らを呼び戻すためには何が必要でしょうか?
「直近の数試合を見てもらいましょう。それが彼らを説得する最良の薬になると思います。強力なライバルを相手にとても素晴らしい試合をしました。チームは進むべき道を進んでいます。チームは活気に満ちており、全員がこの状況を変えたいと心から願っています。先日のメスタージャではファンのリアクションが僕らに必要な最後の数分の後押しを与えてくれました。僕らはヨーロッパで最も多く試合終了直前に失点を喫しているチームでしたが、ファンのおかげで終了間際に失点することなく勝利を収めることが出来ました。僕ら全員にとって最高に素晴らしく、特別でした」

──新スタジアムの建設工事が再開されました。あなたは今のメスタージャを好みますか?
「今のメスタージャは最高のスタジアムであり、常に特別な存在です。僕個人としては新スタジアムのことはあまり意識していませんし、僕らが何か出来るものでもありません。ただ、新スタジアムが完成したら、僕たちはそこに適応するでしょうし、そこが特別な場所になっていくのでしょう」

──移籍市場が開いている今、選手たちからクラブに補強を求めていますか?
「チーム内の競争力が高まることは誰にとっても良いことです。ただ、それは僕らの仕事ではありません。補強についてはスポーツディレクターが担当していて、僕は自分の仕事をするためにここに居ます。チームには既に十分な数の選手が居ます。そしてチームを強化するために来てくれる選手は誰でも、チームを良くしてくれるでしょう」

──バレンシアを離れることを考えたことはありますか?
「いいえ、クラブを去ることは考えていません。僕はこの難しい状況を改善し、残留することに100%注力しています。バレンシアは僕の家であり、11歳の時からここに住んでいます。ここで良い時期も悪い時期も過ごしてきました...。再び良い時期を過ごせることを願っています」

──あなたのキャリアにおいて最も難しい挑戦でしょうか?
「最も難しい挑戦だと感じています。この10年間、このようなことは一度も経験したことがありませんでした。難しい状況ですが、好転させたいと思っています。そのチャンスもあります。シーズン後半戦が始まりましたが、まだ時間は十分にあります」

──残留という目標に向けてメスタージャはどれほど重要になるでしょうか?
「一番のカギになると思います。最も重要な要素です。先日の試合のようにファンとチームの連帯がある時、メスタージャを打ち破ることは出来ないということが証明されました。ファンが自分たちにとってのモチベーションを感じるからこそ、そこにいてくれるのだと信じています。僕らが彼らに喜びを届けられれば、ファンとの結びつきはより強くなります」

──バレンシアーノとして、ここ数ヶ月はさまざまな理由で困難な時期だったと思います。この数か月をどう過ごしましたか?
「そうですね。僕のキャリアの中で最も厳しい時間でした。DANAもありましたし、その後にチームの状況がより難しいものになりました。でも、多くの不利な要因があっても、人はあらゆる状況から成長しなければなりません。それが僕がやってきたことです」

──先日の試合で、あなたはクララムントの出場試合数を上回りました。バレンシアの歴代最多出場選手になることを個人的にも目指していますか?
「まず、僕は試合数を数えているわけではなく、いつでもチームを助けようとしているだけです。そのうえで、クララムントのような全てを成し遂げて来た選手を上回ったことは誇らしく思います。このクラブで時代を築いた選手たちの数字を超えてきています。今はその数字について考えてはいませんが、引退したら自分のキャリアを大切にしようと思います。僕は今29歳で、これからたくさんのことが待っています。他の選手を追い抜くことに執着するのではなく、1試合1試合を楽しんでいくつもりです。そうしていくうちに、起こるべきことは起こるでしょう」

──国王杯により日程は過密になります。残留を目指していくうえで、国王杯で勝ち上がることはマイナス要素でしょうか?
「全くそう思いません。バレンシアは常にcopero(国王杯で力を発揮する)のチームとして知られています。僕の最大かつ最高の思い出は2019年の国王杯決勝です。ラ・リーガでの状況は見ての通りですが、ひとつのことで他のことまで損なわれることはありません。リーグ戦であろうとカップ戦であろうと、僕らにとって全ての試合が成長し続けるための挑戦です。このシャツを着てプレーする全ての試合で、僕らは最高の方法でエスクードを守ります」

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