バレンシアの国王杯Round of 16の相手はRFEF1部リーグのオウレンセCFに決まりました。公式戦、初対戦となります。

ガリシア州オウレンセ県オウレンセ市を本拠地とするオウレンセCFは、1977年に誕生したクラブです。これまでの歴史上プリメーラやセグンダに所属したことはありません。

オウレンセCFは、チームの歴史の半分以上を州リーグで過ごしてきたクラブですが、近年力をつけてきています。

2021/22シーズンにRFEF2部リーグに昇格。そして昇格2年目の昨季はRFEF2部リーグ優勝を果たして、クラブ史上初めて3部相当のリーグ（RFEF1部リーグ）への昇格を果たしました。今季は初めてのリーグで苦戦しており、18節を終えて4勝6分8敗の勝点18。20チーム中19位という状況です。

しかし、国王杯ではここまで躍進しています。1回戦はRFEF2部のギフエロを1-2で下し、2回戦は格上のセグンダのデポルティーボ・ラ・コルーニャをホームで1-0で破りました。先日行われた3回戦：Round of 32ではホームでバジャドリーと打ち合い、3-2で勝ち上がってきました。

パブロ・ロペス監督が率いる今季のオウレンセは、かつてバレンシアのカンテラに1年だけ在籍したGKラウール・マルケッタ(30)がキャプテンとして在籍しています。また、アタッカー陣には元VCFメスタージャのWGアルベルト・ヒル(27)が居ます。

試合は現地時間で1月14日の21時開始と発表がありました。難しい相手とはいえ、2つ下のリーグ所属の相手。バレンシアは国王杯で下のリーグのライバルには、2004/05シーズン以来20年間敗れていません。昨季はセルタに閉ざされたベスト8進出、今季は決めたいですね。

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ラウール・マルケッタ (プロフィール)
アルベルト・ヒル (プロフィール)