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ルベン・バラハ監督解任、お別れの言葉

昨日、ルベン・バラハ監督の解任が公式発表されました。今季のラ・リーガでの監督交代はラス・パルマス、バジャドリー、アラベスに続いて4チーム目となります。

ルベン・バラハ監督解任、お別れの言葉

2023年2月、チームを降格から救うためにバレンシアに戻ってきたバラハ監督は、最終節で残留を達成し、この難しいミッションを成し遂げました。昨季は"キンタ・デル・ピポ"の飛躍もあり、欧州カップ戦出場権を狙えるところまでチームを押し上げました。しかし、3シーズン目となった今季は17試合を終えて2勝6分9敗の勝点12と、再び降格の危機に陥っています。そしてチームに上昇の兆しが見えないことから、クラブは1年半残っていたバラハ監督との契約を解除することを決断しました。

バラハ監督のバレンシアでの公式戦通算成績は78試合26勝20分32敗。これまで50試合以上トップチームを率いた監督は28人いますが、その中で最も悪い勝率(33.33%)を残すことになってしまいました。また、引き分け25.64%、敗戦41.03%も共にクラブワーストです。

昨季終盤からの不調がこの数字の悪化に拍車をかけました。4月20日の昨季の第32節:ベティス戦以降、リーグ戦24試合で14敗しており、この間バレンシアニスタは勝利の喜びにたった2回しか浸ることができていません。

しかし、バラハ監督の数字を、国内タイトルを争い欧州カップ戦に出場していた頃の監督たちの数字と比較することはフェアではありません。ピーター・リムの投資が止まった現在、チームの選手の質は当時とはかけ離れているためです。実際にファンの不満もバラハ監督よりも、柱となるスポーツプロジェクトを提示できていないフロントに向いています。


バラハ監督は自身のSNSで、ファンへの感謝とお別れのメッセージを出しています。

「まず初めに、私を信頼し、バレンシアの監督を務めるという私のプロとしての夢の一つを叶える機会を与えてくれたことに感謝します。

多くの感傷、喜び、フラストレーションを共有した、非常に充実した2年間でした。ここに来た最初の日から最後の日まで、バレンシアがこの困難を乗り越えられるよう全力を尽くしてきました。ここを去るにあたり私は、バレンシアニスタの愛情への感謝と、このチームが全力を尽くして目標を達成するのを信じていることを強調したいと思います。

バレンシアはこれまでも、そしてこれからもずっと私の心の中にあり続けます。今、とても悲しい瞬間を迎えることになりましたが、ここで過ごした時間は私にとって名誉であり、誇りの源です。今までで最大級の思いを込めて。Amunt Valencia!」


今回の監督解任に伴い、クラブは500万ユーロの契約解除金(違約金)をバラハ監督に支払うことになります。

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