ジェンクがレンタル移籍
ジェンク・オズカジャル(23)がバジャドリーに1年間のレンタル移籍をすることになりました。買取オプションは付いていません。
昨季のモスケラの台頭以降、ガブリエウ・パウリスタの退団とディアカビの負傷が重なった緊急時しか、バラハ監督に起用されてこなかったジェンクですが、その立場は今夏のプレシーズンを終えても変わりませんでした。
バラハ監督の今季のCBのファーストチョイスはモスケラです。そして彼のパートナーは第1節・第2節はヤレク、第3節はタレガが努めました。今後もこの2人で2番手CBの座を争うことになるでしょう。そしてジェンクの出番はこの3人のうち2人に何かが起きた時という状況になっていました。
そのため今夏、クラブはジェンクに対して、良いオファーが届いたら放出可という姿勢でいました。そしてベルギーやトルコのクラブからクラブを満足させるオファーが届きましたが、選手本人が欧州5大リーグでのキャリア継続を希望したため、実現しませんでした。
その後、彼の希望するオファーは届かず、先週末にようやくバジャドリーからレンタルでのオファーが届きました。プリメーラでプレーできることもあり、ジェンクも移籍を受け入れたことでアトレティック戦は招集外となりました。
バジャドリーはCBのエンゾ・ボヨモをオサスナに放出し、その代役としてジェンクを獲得しようとしていました。そして昨日、ボヨモのオサスナ行きが決まったことで、ジェンクのバジャドリー行きが決まりました。
バジャドリーとはマルコス・アンドレ、アマラー、タレガなど、ここ数年移籍市場で良い関係を築いています。ジェンクの目標は昨季のタレガのようにバジャドリーで結果を残し、来季再びバレンシアでポジション争いをすることです。
関連記事
ジェンク・オズカジャル (プロフィール)