セルタ戦終了後のバラハ監督の公式会見です。

──最初の2試合でチームの弱点が明確に出ていると思います。それを改善するために監督として何ができるでしょうか？
「試合を分析して答えを出さねばなりません。前半からとにかくうまくいきませんでした。今週一週間、説明して取り組んできたにもかかわらず、チームは何をしなければならないのか理解できず、プレスをかけるのも遅く、スコアでリードしていたにもかかわらず、セルタに2点を与えてしまいました。チームが団結し、競争するリズムを持っていなければ勝つことはできません。今日は相手の方が優れていました。私たちはリセットし、改善し、競争力を保つために努力を続けなければなりません。最初の2試合で勝点を得られなかったことで難しい状況にありますが、冷静さを保ち、よりソリッドになって良い守備をしたいと思います。来週にはチームは違う感覚を持つことになるでしょう」

──開幕2連敗で、この後も難しい相手との対戦が続きます。どのくらい心配していますか？
「起きてしまったことを受け入れなければなりません。難しい時期にいる時は、落ち着いて平静を保たなければなりません。開幕戦は難しい試合になることはわかっていましたし、改善するために働かなくてはなりません。チームは努力し、競争することで今日よりも強くなることができます。今日の試合では先制しましたが、0-1の時間帯も私はチームのパフォーマンスに不満でした。相手は私たちのプレスを無効化し、快適にプレーしました。バルセロナ戦と同様に、ファーポスト側を利用したゴールで同点にされ、2点目は真ん中を抜かれるパスで、3点目はCKからの分かりやすいアクションでゴールが生まれました。リーガは始まったばかりですので、私たちは批判的かつ建設的でなくてはなりません」

──昨季の最後も勝てなかったことを思い出します。チームはエネルギーと継続性に欠けていると考えますか？
「若い選手たちが何かを持っているとすればエネルギーだと思います。今日の試合では理解に苦しむ状況が多くありました。プレスをかけに行かねばならない場面で相手に余裕を与え、スピードのあるボール回しをさせてしまいましたし、相手がゴールにつながる状況を見つけられるようにしてしまいました。昨季も今季も、変わらず私たちは努力をしなければなりません。過去からポジティブな点を抜き出し、それを今季に持ち込む必要があります。団結力と結束力を高めてしっかり守らないと、どんなチームでも痛手を受けることになります」

──移籍市場はまだ開いています。そこを活用してチームを改善したいという気持ちはありますか？
「それは私に関与するものではありません。最終的には私が決断をくだしたり、管理したりできない状況です。私は選手たちが団結してチームが底上げされるよう気を配っています。シーズン序盤が難しいことになることはわかっていましたし、今日のような試合をすれば勝点を得ることは簡単ではないでしょう。今日の敗戦は私たちにとって痛手であり、勝つためにはこの程度では不十分であることを認めなければなりません。私たちは自己批判的でなければならず、これまでは良いことよりも悪いことの方が多かったと認めなければなりません」