リオハのプレゼンテーション、入団会見
昨日、アラベスから加入したリオハの入団プレゼンテーションがメスタージャのVIPルームにて行われました。
プレゼンテーションでは、クラブの広報部長でこの日の司会を務めたホセ・マヌエル・セガーラがリオハを紹介し、次にリオハと同じ人口2万人の村:ラス・カベサス・デ・サン・ファン出身の先輩であるカルロス・マルチェナのビデオメッセージが流されました。その後、セガーラとリオハの掛け合いで会見が進められました。
──マルチェナからのメッセージ
「彼は僕の故郷の村における模範的存在であり、村で彼が主催したトーナメントに僕も出場したことがあります。バレンシアとスペイン代表で偉大な成績を残した彼が、僕に対してこのような愛情あふれる言葉をかけてくれて、誇らしい気持ちでいっぱいです」
──バレンシアとの契約はあなたにとってどのようなものですか?
「特別な瞬間でした。スペインの強豪であり、偉大なクラブであるバレンシアに来ることは僕のキャリアにおいて大きな飛躍です。最初にオファーをもらってから想像以上に時間がかかりましたが、重要なのは今ここに居ることでした。僕自身の気持ちは、最初からバレンシアでプレーしたいとはっきりしていたので、とても嬉しく、誇らしく思います。ここメスタージャでプレーすることを楽しみにしています」
──外から見たバレンシアの印象はいかがですか?
「先ほども言いましたが、LaLigaの歴史的なクラブです。ここに来られたことは成長と改善を続けるための素晴らしい機会です。僕にとって重要な挑戦となると思います」
──ルベン・バラハのようなレジェンドの指導を受けるのはどんな気分ですか?
「まだ数日ですが、とても良い感触を得ています。ここに来てすぐにプレーしましたが、監督のメッセージをすぐに理解することが出来ました。監督が望んでいることは既に理解していますし、監督と僕は同じような考えを持っています。ここに来ることを決断するにあたり、バラハ監督も重要な要素でした」
──入団が決まった初日はあなたにとって慌ただしい一日となりました、
「試合に出られるかどうかは関係なく、セルタ戦でチームと一緒に居たいと思っていました。最終的にバレンシアとの契約が決まり、チームに合流してからビーゴに移動しましたが、コロナにはビトーリア(アラベスの本拠地)からビーゴにひとりで向かっても構わないと伝えていました」
──目標はありますか?
「僕自身の目標はいつも明確で、全ての試合に勝ちに行くことです。そしてこのクラブのファンに楽しんでもらいたいと思っています」
──自分がバレンシアのレギュラーになれると思いますか?
「シーズンを通じてそのために努力しますし、フィジカル的にも十分な準備をしてきましたが、それは監督が決めることです。高いレベルで戦うための能力は持っていると思いますので、監督が"リオハを最初からプレーさせなければ"と考えてくれるようであれば嬉しいです」
──デビュー戦の感触はいかがでしたか?
「数分間のプレーでフィジカル的な問題は感じませんでしたが、契約前のストレスで少し緊張していました。試合結果は残念でしたが、内容はポジティブだったと思います。勝点を獲得してデビュー戦を飾りたかったです」
──メスタージャでのデビュー戦はどうなるでしょうか?
「メスタージャを要塞にしなくてはなりません。僕らの目標の大部分はホームで強くなることです。土曜の試合ではファンに勝利を届けたいと思っています」