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リベロと契約延長、レンタル移籍へ

クラブは、6月末での契約となっていたクリスティアン・リベロ(26)と2026年まで契約延長したことを公式発表しました。また、リベロがセグンダのアルバセテ・バロンピエに1年間のレンタル移籍をすることも併せて発表となりました。

リベロと契約延長、レンタル移籍へ

昨季の第34節:アラベス戦でキャプテンマークを付けてプリメーラデビューを果たすという珍しい記録を作ったリベロですが、バラハ監督は既に彼を戦力としてカウントしておらず、当初は6月30日に契約満了で退団する予定となっていました。

しかし、このガンディア出身のカンテラーノにいくつかのクラブからオファーが届いていることを知ったクラブは、少しでも収入を得るために彼の経済的権利をコントロールするよう方針を変更しました。

今回のレンタル契約にはアルバセテによる買取オプションが含まれています。つまり今回の契約延長により、リベロがラ・マンチャのクラブで良い成績を収めた場合に10歳の頃から過ごしてきたクラブにお金を残して去ることができるということです。

この契約延長はリベロのバレンシアに対する愛情以外の何物でもありません。一般的にサッカー選手が移籍をする場合、より多くの可能性を持つために契約満了で移籍金が発生しない状態を望むものです。しかしリベロは、将来的にバレンシアでプレーする可能性を持てるわけでもないこの新しい契約延長により、自らの移籍のハードルを上げたことになります。

今夏、バレンシアの最もホットな話題となっているのがママルダシュヴィリの去就ですが、今回のリベロの移籍がこのテーマに影響を与えることはありません。

欧州選手権での活躍により、大会前は4000万ユーロと言われていたこのジョージア代表GKの評価額は6000万ユーロまで上がったと言われるようになりました。現時点で彼に正式なオファーは届いておらず、去就は宙に浮いた状況ですが、もしママルダシュヴィリがバレンシアを去る場合、クラブはディミトリエフスキとポジション争いをできる新たなGKを獲得するつもりです。そしてバレンシアに留まる場合は、ジョージア人と北マケドニア人によるポジション争いが行われます。

そのママルダシュヴィリは、欧州選手権を終えて遅れてバケーションに入りました。ジャウメが長期離脱しているため、バラハ監督は今日から始まるプレシーズンでチームにGKをひとり──ディミトリエフスキのみしか持てません。

昨季のVCFメスタージャの正GKニル・ルイスも手術を受けて離脱しているため、今季からVCFメスタージャに昇格するビセンテ・アブリルがトップチームに呼ばれることになります。

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