第26節:グラナダ戦を終えてバラハ監督のコメント(2024/4/4)
グラナダ戦後のバラハ監督のコメントです。試合の流れを変え、決勝点を決めたアウメイダを絶賛しました。また、アトレティックとマジョルカによる国王杯決勝についてもコメントしています。
──大きな勝点3を手にしましたね。
「今日の試合で最も良かったことは結果です。前後半で試合は大きく異なりました。前半はおそらく今季ワーストの出来でした。エネルギーが無く、チームは試合に入れませんでした。前半で唯一良かったことは失点しなかったことだけです。何をしようとしてもうまくいかず、動揺したままハーフタイムを迎えました。ハーフタイム、私は怒りを抱えたまま選手たちと話しました。試合に勝つ義務はありませんが、勝つためにしなければならないことをするという義務はありました。
後半、選手交代によって、求めていた試合展開に持ち込むことが出来ました。しかも今回は幸運なことに、正確なシュートを撃てる選手の下にボールがこぼれてきました。クリーンシートを達成できましたし、アウェーではしばらく勝てていなかったので、とても重要な勝利です」
──残留がほぼ確定した今、欧州カップ戦の目標について話し始めても良いのではないでしょうか?
「私達は良い状況に居ますが、まだ8試合・勝点24が残されています。この順位に居続けるためには、勝点を得るペースを維持し、一貫性を保つ必要があります。私たちはそれが出来ることを証明しなければなりませんし、いずれラ・リーガが私達の結末を教えてくれるでしょう。今この瞬間を楽しみながら、次の試合の準備をします。
私達は非常に厳しいシーズンを過ごした後、ここに来ました。チームがこれまで維持してきた一貫性を維持することは非常に難しいことです。良い試合をした日もあればそうでない日もありますが、チームは争ってきたからこそ、この順位に居るわけです」
──アウメイダの活躍はいかがでしたか?
「彼は怪我による長期離脱を経て、試合に復帰しました。練習のペースと試合のペースは同じではありませんが、今日の彼は上手く試合に入り、私たちが求めていたものをとても良く理解してくれました。私達はダイレクトプレーが多すぎてMFとFWの間に中継点が無く、ボール奪取後の最初のパスを安全に出すことが出来ていませんでしたが、彼はその"タメ"を作ってくれました。試合前に彼と話し、"落ち着いてプレーするように。間もなく君のための時間がやってくるから"と伝えていました。だからこそ今日の彼には心から満足しています。後半のチームを変えたのは紛れもなく彼であり、勝利のオプションを与えてくれたのも彼でした」
──グラナダまで駆けつけたファンも少なくありませんでした。
「勝利を喜んでくれていると思います。結局のところ、私たちの目標はそこにあるのです。私たちはファンが興奮するように、自分たちのチームの勝利を見られるように、私達が一生懸命プレーしていることを見てもらうために、働いています。今日の前半ではそれを実現できなかったので不満でした。後半に反応を示したことで、ファンには楽しんでもらえたと思っています」
──土曜の国王杯決勝の結果によっては7位に入ることが重要となるかもしれません。あなた化®巻いて、どちらが優勝候補でしょうか?
「(ラ・リーガで7位のチームがカンファレンスリーグに出場できるため)私達が今置かれている状況を踏まえるとアトレティックが勝つことが好ましいのは確かです。ただ、どちらのファンにもタイトルを獲得する資格があります。長い間このタイトルを獲っていない2チームの対戦の場合、より良いプレーをした方が勝つでしょう。私達にはまだ8試合残っています。このレベルと勝点獲得のペースを維持し、最後にそこに到達できるかどうか見ていきましょう」
──前節終了後にトニ・ラトと国王杯について話しましたか?
「彼のことはフベニールに居た時から知っています。非常にタフな試合になることは間違いありませんし、決勝戦への期待も最高潮でしょう。彼にとって最高の試合ができるよう願っています」
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