クリスティアン・モスケラ(19)がクラブとの契約に盛り込まれていたインセンティブ条件をクリアしたため、契約が2026年まで自動延長されました。

SUPERDEPORTEによると、クラブと2025年までの契約を結んでいたモスケラは、ラ・リーガで20試合以上出場した場合に契約を1年自動延長する」という条項を保持していました。そして、前節：セビージャ戦で今季20試合目のスタメン出場を果たしたことで、この条項が発動しました。

* Diario ASは、インセンティブの条件がラ・リーガ20試合出場ではなく、公式戦25試合出場（ラ・リーガ23試合+国王杯2試合）と報じています。

今回の契約自動延長により、モスケラの給与は増額されます。また、2500万ユーロで設定されている契約解除金も増額となります。

今季のラ・リーガで最も飛躍した選手のひとりでもあるモスケラには、この冬に2つのビッグクラブからのオファーが届いていました。彼にとってバレンシアよりも高い給与とヨーロッパカップ戦での出場機会を手にするチャンスでしたが、モスケラ本人がどちらのオファーも拒否し、信頼しているバラハ監督のもとでプレーを続ける選択をしました。

ヨーロッパの強豪が彼に電話をしたのはこれが初めてでではありません。昨夏にはイタリアのアタランタからもオファーがありました。昨季不本意な一年を過ごした彼の退団を止めたのがバラハ監督の言葉でした。

そして今夏、再びビッグクラブが彼の獲得に名乗りを上げることでしょう。その時、彼がバレンシアに残るかどうかを決めるのは彼ではありません。今までも、そしてこれからも、ピーター・リムです。

コロンビア系スペイン人のモスケラは、今季ママルダシュヴィリ、ペペル、ウーゴ・ドゥロに次いでチームで4番目に出場時間の多い選手となっています。彼が1分もプレーしなかったのはラ・リーガの開幕からの2試合のみです。また、バレンシアが今季記録した8回のクリーンシート（既に昨季を上回っています）のうち7回にこのカンテラーノが貢献しています（モスケラ＋ガブリエウ4回、モスケラ＋ディアカビ3回、ガブリエウ＋ジェンク1回）。

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クリスティアン・モスケラ (プロフィール)