セビージャ戦終了後のバラハ監督のコメントです。セビージャより良い試合をしたにもかかわらず勝てなかったことを悔やみました。

──試合を評価してください。
「ホームゲームに相応しい試合をしたと思いますが、勝利に至りませんでした。この難しい試合で私たちはやるべきことを全てやりましたが、勝点3を得られませんでした。今日のような試合をして引き分けた場合、何の価値もないように思えますが、実際には価値があります。チームは継続性を持ち、体力的にも多大な努力をしました。最後の時間帯まで試合を活かし続けました。勝てなかったことは残念ですが、こういうことは起こりうることなので、選手たちを労いたいと思います」

──ディエゴ・ロペスが抜けてから2試合、ゴールがありません。彼の離脱は大きなダメージですか？
「ディエゴは私たちに多くのものを与えてくれます。しかし彼が居ない状況をどのように乗り越えるかを私たちは見つけなければなりません。誰かが怪我をしたり調子を落としたりした時に、チームの歩みが止まってはいけません。」

──セビージャの攻撃を最小限に抑えたことが良かった点でしょうか？
「セビージャは少ないチャンスからもゴールを生み出せるチームです。2連勝と調子を上げてきている彼らに対して、今日はほとんどチャンスを与えず、決定機も作らせなかったと思います。チームのボールに対する判断力が良く、要所要所でしっかり詰めることができていたからだと思います」

──キケ・フローレスとの再会はいかがでしたか？彼はあなたの仕事を称賛しています。
「彼の言葉に感謝します。キケは長い間エリートの世界で過ごしている監督であり、彼のようなプロフェッショナルが私たちの仕事を評価してくれることはとても重要だと思います。バレンシアに長くいた彼は、ここの人たちが何を求めているかを良く知っています。今日は再会できて光栄でした。彼はチームにエネルギーを与えることができる監督なので、彼の残りのシーズンの仕事がうまくいくことを願っています」

──前半のPKは取るべきだったと感じていますか？
「私は直接そのアクションを見ていません。ちょっと前に見ました。肩と肩ではなく、過度に強い接触があり、フルキエはしようとしていたプレーを完結できませんでした。この場合、明確にPKになるアクションだと私は思いますが、主審はそう判断しませんでした。時には誤って私たちに有利になるような判定がされたこともあります。サッカーではこのようなことがあると理解しなければなりません」

──今日の守備陣はいかがでしたか？フルキエがハイパフォーマンスを披露したと思います。
「とても良い状態を維持してくれています。守備では非常に強度の高いプレーをし、サリーダ・デ・バロンでは素晴らしい判断力を発揮しました。彼だけでなく、DFラインの4人全員が非常に良いプレーをしました。攻撃にも守備にも集中していました」

──セビージャは今日の結果に満足しているでしょうか？
「セビージャはピッチでの出来を振り返って満足するでしょう。私たちが試合を支配しましたが、勝利に届きませんでした。今日の私たちは彼らより勝利に値すると思いますが、最終的には勝点1しか得られませんでした」

──リーグ戦4連勝のあと、4試合で勝点4しか得られていません。
「長いシーズン、そういう時期もあります。私たちは自分たちの道を厚み続けなければなりませんし、これまでに得た勝点を評価しなければなりません。このような試合を続けていけば、勝点を追加することができるはずです」

──モスケラの出来はいかがですか？
「非常に高いレベルにいる彼に私が求めているのは継続性です。残りの試合もこのハイパフォーマンスを続けてもらうことが目標です」