ロドリゴ・ネリ獲得決定
アトレティコ・マドリーからアメリカU-23代表FWロドリゴ・ネリ(18)を2年半契約の完全移籍で獲得しました。バレンシア・フベニールAの登録となり、来季はVCFメスタージャに昇格することも決定しています。
ロドリゴ・ネリはフロリダ州マイアミ出身のベネズエラ系アメリカ人プレーヤーで、"タンク"と呼ばれる純粋な9番タイプのFWです。2021年にアルコルコンのアカデミーからアトレティコに入団しました。
2022年6月には17歳でU-19代表デビュー。昨年10月には18歳でU-23代表デビューも果たしています。
アルコルコンのカデーテAで21試合19ゴールの成績を残し、アトレティコへの移籍が決まりました。アトレティコでの初年度はフベニールBで32試合に出場し17ゴールを記録したネリですが、今季はフェルナンド・トーレスが監督を務めるフベニールAで、出場機会を得られておらず、リーグ戦1試合とフベニール国王杯のみの出場となっていました。
今回の移籍に関して、移籍金はかかりませんが、選手の経済的権利(将来の移籍金)の10%をアトレティコ・マドリーが保有します。また、トップチームで公式戦に出場した場合にインセンティブが発生します。インセンティブの金額は発表されていませんが、これはハビ・ゲラについてビジャレアルと結んでいる契約と同様です。
1/24にパコ・クエンカ監督を解任するなど成績不振に苦しんでいるバレンシア・フベニールAは、FWのマルク・パロメロ(18)を冬のマーケットでアルシラにレンタル修行に出したため、今季のFWのレギュラーを務めるアイマール・ブラスケス(17)とポジション争いをできるFWの補強を必要としていました。
フベニールの移籍市場は欧州のマーケットの1か月後、3月1日に閉まります。クラブはあと1か月間で、チームを強化できる選手を求めて市場をくまなく探すことでしょう。
ただし、フベニールの移籍市場では、今のチームで8試合以上に出場している選手は、División de Honor Juvenilの同じグループ内(バレンシアはグループ7)の移籍はできないことになっています。
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ロドリゴ・ネリ (プロフィール)