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国王杯：セルタ戦を終えてバラハ監督のコメント(2024/1/17)
国王杯敗退が決まった後のバラハ監督のコメントです。早い時間帯の立て続けの失点でゲームプランが崩れたこと、悪い試合をしてしまったことを悔やみました。
──試合を総括してください。
「良くない試合をしてしまいました。今シーズンのメスタージャでは5、6失点しかしていないのに、速い時間帯に2失点してしまったことで、私たちはあまり経験したことの無い状況に遭遇し、チームは混乱してしまいました。そこを相手に上手く利用されました。その後は良い反撃をして1-2にし、2-2にすることを目指しましたが、1-3にされて試合が終わりました。やらねばならないことをせず、チームが間延びしてしまったら脆弱なチームになる、今日の私たちはまさにそうでした」
──スタメンに抜粋したヤレクの出来はいかがでしたか？
「彼はまだ成長過程にある選手です。これまでは選手の欠場で再度でプレーすることが多かったですが、今日は彼の本来のポジションでプレーする良い機会でした。彼は経験を活かすことを学ばなければいけない年代の選手であり、今日の試合は彼がさらに成長し続けるために役立つと思います」
──前半の2失点を分析してください。
「最初の4～5分は良かったのですが、続けざまに2点目を奪われ、その後は混乱してしまいました。最初の失点はCKからで私たちの対応に問題があり、2点目はPKでした。どちらも私たちがミスを犯したために奪われた点です。彼らに試合の主導権を渡してしまったことが痛恨でした。今日のセルタは15分で0-2にするほど良かったわけではないと思いますが、悪い試合をするとそのようなことが起こります」
──この敗戦はラ・リーガに影響を与えるでしょうか？
「次の試合に集中しています。ファンが勝利を強く望んでいましたし、私たちはそれをメスタージャで見ていたわけですから、失望は大きいです。非常に残念ですが、次のアトレティック戦のことを考えなければなりません。次もメスタージャです。今日の酷い試合を理由に私たちがラ・リーガでうまくやっている全てのことを否定してはいけません」
──今日のスタメンを後悔していますか？
「GK以外の選手たちは、普段からプレーしている選手たちです。ヘスス（・バスケス）、ヤレクらはこの試合でスタメンのチャンスを手にしましたが、ゲラもずっと試合に出ています。なのでこの結果はスタメンのせいではないと思います。3日前は良いレベルでプレーしていましたので、そこからまた何かを探しましょう」
──ノックアウト方式の国王杯のプレッシャーは、若い選手たちにとって大きかったのでしょうか？
「彼らは皆、勝つために多大な努力をしたので、今は疲れ切っていることでしょう。彼らは国王杯に大きな希望を抱いていたので、この敗退に悲しんでいます。勝つためにやるべきことが出来ていませんでした」
──あなたにとって今日はバレンシアの監督として最悪の日でしょうか？
「いいえ。自分たちの調子が良くなかったことを認めなければなりません。大きな希望を抱いていながら、試合でそれを見せられない...私たちにとって最高の日ではありませんでしたが、セルタが良い試合をしました。違う展開の試合に持ち込みたかったのですが、そうするためにも良いプレーをして戦わなければなりません。今日の私たちのプレーではこのラウンドを通過することは期待できませんでした」
──今季の国王杯を総括してもらえますか？
「私たちの基本的な目標はバレンシアが来年もプリメーラに居ること、そして国王杯では出来るだけ上を目指すことです。今季の国王杯ではここまでは順調でしたが、今日のように良いレベルに達していない場合、次の試合を戦うことはできません」
