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第20節:カディス戦を終えてバラハ監督のコメント(2024/1/14)

カディス戦後のバラハ監督のコメントです。1-4というスコアが"出来すぎ"であると評価しつつ、大活躍のディエゴ・ロペスを絶賛しました。

第20節:カディス戦を終えてバラハ監督のコメント(2024/1/14)

──3年ぶりのリーグ戦3連勝となりました。
「簡単なことではありませんし、特にこのスタジアムで実現することはとても難しいことです。カディスはホームでレアル・マドリーとジローナにしか負けてないのですから。それを踏まえると、大きな価値があるものです。今日のカディスは全力を尽くしましたが、私たちはそれ以上に正確にプレーし、素晴らしい結果を収めたと思います。この勝利は仕事に対する報酬ですし、次の試合でもこの良い流れを利用しなければなりません」

──試合終了時、ピッチにはカンテラーノが7人いました。そして途中出場の選手たちがゴールを決めました。
「これまでの経験から、カディス相手に苦しむことはわかっていました。1-3になるまでは難しい試合でした。交代でピッチに入る選手たちは自分がやるべきことを理解し、チームにプラス材料を与えなければなりません。そして今日の彼らはそれを遂行してくれました。全員に満足しています。特に出場時間の少ない選手たちにとってはより大きな喜びでしょう。今日の私たちにはスペースがあり、そこを上手く活用できました。最後の数メートルでのパス、フィニッシュも成功したので、このような結果になったのだと思います」

──若い選手たちが活躍する秘密は何ですか?
「私たちは"慣性"を重要視しています。今、チームは正しい慣性の中に居て、それが選手たちに自信を与えています。困難な時が来ても、彼らはうまく対処します。それはシーズンを通じて作り出しているダイナミクスのおかげです。彼らにとって今はとてもポジティブな時間になっているでしょう。ただ私の好みでは、今日は勝つために戦ったとはいえ、出来すぎの結果だと感じています」

──これで8位。7位ベティスと勝点2差です。さすがにヨーロッパカップ戦について質問しなければなりません...。
「私は慎重なので、目の前の試合に全力を注ぐ人間です。大切なことは1試合1試合、集中することだと思います。仮定や仮説は誤りを招く可能性があります。今日は3連勝を目指して試合に入り、それを成し遂げました。試合の入り方も良かったと思います。同点にされた時に少し試合のリズムを失いましたが、後半の早い時間帯に追加点を奪えたので、より広いスペースを得ることが出来ました。試合の印象からすると良すぎる結果となりましたが、今日はファンと共にこの結果を楽しむことも重要です。そして同時に、その先のことを考えないのも重要です。このダイナミクスを手放すと私たちは道に迷う可能性があります。短期的な目標に焦点を当てることで、チームとして改善し続けることが出来るのです。今から考えるのは、まず目の前のセルタ戦です」

──今日得た勝点は、次の国王杯:セルタ戦に向けて良い効果を与えてくれますか?
「カップ戦で良い結果を残すためには自信が欠かせません。プリメーラで3連勝するのは難しいことであり、私たちはそれを達成したという自信を持って国王杯に臨むことが出来ます。次の試合は、幸運なことにメスタージャで戦えます。今からセルタ戦について考えますが、シーズン通じてそうであるように、今回もファンが背中を押してくれることを願っています」

──今日はVARの判断に疑問が残る箇所が2点ありました。PKの場面と、ルイス・エルナンデスがウーゴ・ドゥロに暴力を加えた場面です。
「このテーマについては私はあまり多くのことを話せません。PKについては、解釈する人の判断によると思います。ボールが腕に当たっていたのは確かですが、では腕の位置は...あるいは跳ねたボールがフルキエの腕に当たったら...私にはPKかそうではないか判断できません。このPKにより、試合は難しくなりましたが、私たちはその状況を克服しようと努力しました。その他の場面では私たちにアドバンテージがあったように思います」

──ガヤとガブリエウの状態はいかがですか?
「明日の検査で分かるでしょう。二人とも深刻な怪我になる前にピッチを出ました。彼らが何らかの不快感を感じていたので、私たちは注意深く、壊れる前に迅速に後退することにしました。過密日程となっているため、チーム全員が必要な状況です。二人の違和感が筋肉の過負荷であり怪我ではないこと、そして出来るだけ早くピッチに立てる状態になることを願っています」

──今日のディエゴ・ロペスについて評価してください。
「ディエゴは、7番、10番、11番の3つのポジションのいずれでもプレーできる特性を持っています。カディスは強度の高いプレスをかけてくると思ったので、それで空いたスペースを利用できれば、相手にダメージを与えられるだろうと考えました。そこでディエゴは完璧な仕事をしたと思います。彼は試合で要求されるインテンシティとエネルギーを絶え間なく注ぎながら、時間帯や試合状況に応じて"今、何が必要か"を非常によく理解していました。非常に多彩な選手がこれ以上ないほどに完璧な試合をしました。私は彼に満足しています」

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