ベティス戦後のバラハ監督の公式会見です。セットプレーから2失点したことに怒りを見せました。

──試合の感想
「選手が足りていない、代役を探すのが最も難しいポジションであるサイドバックの選手が居ない等、言い訳はいくらでもありますが、今日起きたことは、チームが本来のレベルになかった、プリメーラに要求されるレベルに達していなかったということです。団結して、デュエルで戦い、プレッシングをする、そういった要素を欠いてセットプレーから2失点するようでは、相手と競争することは不可能です。全ての試合で、誰が出場しても200％の力を発揮しなければなりませんが、今日のような試合をしていては同じことが起きてしまうでしょう。今日の私たちはまとまりがなく、ベティスはそれを活用しました。私たちが改善し、前進するために今日の敗戦を役立てたいと思います」

──セットプレーの弱さ
「ピッチには185cmを超える選手たちが居ましたが（7人）、あのような守備をしていては意味がありません。セットプレーの対策もしてきましたが、今日は集中力の問題でした。今日のベティスは私たちより優れていましたが、セットプレーからの失点は我々の問題であり、言い訳を探すことはできません」

──チームのメンタル面への影響
「先ほども言いましたが、誰が出てもベストを尽くす必要があります。ベティスは2つのセットプレーだけでなく、試合を通じて私たちよりも優れていたことを認識する必要があります」

──チームに足りないもの
「セットプレーでの集中力や、ボールがサイドにある時のプレッシングの強さが欠けていました。そこで相手はいくつかのチャンスを作り出しました。以前の試合に比べて、チームはコンパクトではなかったと思います」

──ディアカビ
「負傷したということしかわかりません。検査結果を待ちたいと思います」

──3戦未勝利
「現実はこうです。どの試合も重要で、どの勝点も鍵となります。勝点を得るためには試合で多くのことをうまくやらなければなりませんが、今日はそれが出来ていませんでした。私たちは今の路線を継続しながらパフォーマンスを上げなければなりません。狂ったり、これまでやってきたことや目標から逸脱する必要はありません。この敗戦も次の試合への準備に役立つはずです」

──次節：マジョルカ戦に向けて負傷者の復帰
「フルキエとティエリーが出場できる可能性があります。ティエリーは怪我ではありませんが、フィジカルに違和感を感じていたので、今日はリスクを冒すのを避けました。少しでも回復してくれることを願っています」